今日の太陽と昨夜のブライトバンド2019/12/23

20191223太陽
まるまる2日間曇りや雨で日差しがなかったので、今日午前中に広がり始めた青空が妙に嬉しく感じました。

20191223太陽リム
左は12:30前の太陽。今日は冬至翌日であり、26日の部分日食まであと3日、来年1月5日の視直径最大(地球近日点通過)まで二週間を切っています。活動領域はありません。プロミネンスも小さいものが何ヶ所か確認できるのみ。次の太陽周期が始まったことが実感できるまで、あと1、2年はかかりそうです。

【昨夜から今朝にかけての降雨】
南岸低気圧の通過に伴って、予報通り関東地方の山沿いで降雪がありました。平野部ではずっと雨のままでしたが、上空では雪だったことを示す「ブライトバンド」が頻繁に観察できました。(ブライトバンドについては気象庁サイトの解説「気象レーダー」の下のほうに載ってます。)

下は気象庁サイトからの引用で、降水ナウキャストの画像。3つの時刻をピックアップしました。当地・茨城県南部では夕方から雨が降り始めたのですが、私がレーダーを確認したのは夜になってからです。最初に気が付いたのは下A画像の18:40で、赤丸印を付けたところ(降雨レーダーがあると思われる)の上空にドーナツ状のブライトバンドが出ています。この時点ではっきり見えないところもありますが、その後今朝にかけて鮮明な時間帯が何回もあって、なかなか面白い光景でした。赤丸印以外にも何ヶ所か見えたのですが、当地では結局朝まで雪が舞うことはありませんでした。

  • 20191222-1840降雨レーダー

    A.22日18:40
  • 20191222-1950降雨レーダー

    B.22日19:50
  • 20191223-0010降雨レーダー

    C.23日0:10