ボリソフ彗星が太陽に最接近 ― 2019/12/08
昨日は小雨が降りしきる寒い一日でしたが、結局雪にはなりませんでした。夜中過ぎまで雲が空を覆っていましたが、明け方2時前には急速に晴れて、快星夜となりました。まだそこら中濡れたままの上に気温が氷点下になったため、凍結もあっと言う間でした。
湿気が残り透明度が少し落ちていたものの、貴重な晴れ間です。明け方のボリソフ彗星(2I・C/2019Q4)が正に太陽最接近であったので、記念に観察することにしました。3日前の撮影から2°あまり南下しており隣家の屋根ギリギリですが、ダメ元で撮影開始。結果的に1時間あまりの露出で何とか撮りきることができました。
南下の影響で光害も強く、画質は落ちる一方ですが、まだ尾が確認できます。また、今回は彗星核が妙に明るく写りました。太陽最接近と言っても、近日点距離が2天文単位以上離れています。光度は今後もう少し明るくなる見込みで、12月28日頃には地球へ最接近。その頃には日本のほとんどの地域から見えなくなるでしょう。
湿気が残り透明度が少し落ちていたものの、貴重な晴れ間です。明け方のボリソフ彗星(2I・C/2019Q4)が正に太陽最接近であったので、記念に観察することにしました。3日前の撮影から2°あまり南下しており隣家の屋根ギリギリですが、ダメ元で撮影開始。結果的に1時間あまりの露出で何とか撮りきることができました。
南下の影響で光害も強く、画質は落ちる一方ですが、まだ尾が確認できます。また、今回は彗星核が妙に明るく写りました。太陽最接近と言っても、近日点距離が2天文単位以上離れています。光度は今後もう少し明るくなる見込みで、12月28日頃には地球へ最接近。その頃には日本のほとんどの地域から見えなくなるでしょう。