マクノート彗星とアサシン彗星が大接近!2019/09/08

20190908_二彗星の大接近
昨夜から今朝にかけて、ついにマクノート彗星(260P)とアサシン彗星(C/2018N2)が最接近を迎えました。台風15号が迫っているのに、二夜連続でほぼ快晴。何とありがたいことでしょうか。さすがに前夜ほど透明度は良くないものの、雲がほとんどない晴れ間が続くと観察スケジュールも立てやすいというもの。ただ、いつ崩れてもおかしくないので、早め早めの行動を心掛けました。

彗星たちが東の住宅街や電線群を抜けたのはちょうど8日0時。そこから2時間弱の連続撮影ができました。7日明け方の画像と同じように恒星と二彗星を全て止める手法でコンポジットしたのが左画像です。長い尾を伸ばす彗星のうち、上がアサシン彗星(C/2018N2)、下がマクノート彗星(260P)。尾がくっつくほど近いですね。周囲にはおひつじ座の小銀河群がたくさん見えています。左端のエッジオン銀河はPGC9510。

撮影が終わってもまだ晴れ間が続いていたので、アフリカーノ彗星(C/2018W2)とパンスターズ彗星(C/2017T2)を撮影(下画像)。途中で薄雲が少し流れましたが、撮影に大きな影響はありませんでした。パンスターズ彗星は12等台と思われますが、短い尾が伸びていました。来年には8等まで明るくなる予想です。この冬は有名どころの星雲星団にたくさん接近しますから、追える方はそろそろ注目してくださいね。

  • 20190908アフリカーノ彗星(C/2018W2)

    アフリカーノ彗星(C/2018W2)
  • 20190908パンスターズ彗星(C/2017T2)

    パンスターズ彗星(C/2017T2)


今日の太陽2019/09/08

20190908太陽
午前中から土砂降りと晴れ上がりを繰り返す不安定な天気です。いかにも台風接近中という感じを受けます。太陽観察は無理かと思いましたが、午後の晴れ間を狙ってみました。

20190908太陽リム
左は14:30頃の太陽。活動領域12748は右リムに近くなっているようです。昨日から見えていた右リムやや上のプロミネンスは今日も健在。ちょっと複雑な形になりました。その他は静穏な太陽です。

台風接近に伴い南から湿った暖かい空気が流入し、15時時点の真夏日地点数は730地点、うち猛暑日地点数は57に登っています。9月としては驚異的。

これまでの真夏日地点数9月最高は2012年9月14日の550地点、猛暑日地点数は同2012年9月17日の38地点ですので、今日の記録は間違いなく2011年以降今日現在までの9月過去最高値。特に日本海側のフェーン現象による高温が目立ちます。