気象庁によると、昨日台風になるかも知れないと言われていた熱帯低気圧が、本日15:00に台風9号「レキマー／Lekima」になったとのこと。直前の台風8号発生から2日と6時間が経過しています。7号は消滅しましたが、引き続きダブル台風となってしまいました。

左は発生時15:00の気象衛星画像（画像元：RAMMB／画像処理・地図等は筆者）。ナチュラルカラー処理のため、水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。赤点線円は各台風中心の直径1000km円を表しています。

8号は相変わらず九州へまっしぐらですが、9号のほうも平行して進行する見込みのようです。8号がいるので本州側へは進めませんが、8日から9日にかけて「強い勢力でゆっくりと」南西諸島付近へ接近する模様。いちばん被害が拡大しやすいパターンです。夏休み旅行や帰省などで移動する方も多いでしょうが、どうか安全第一を心掛けてくださいね。