梅雨の合間に月と惑星を堪能2019/06/14

20190613コペルニクス南方
昨夜から今朝にかけて久しぶりの快星夜。でも一年の中でもっとも夜が短い時期の上、月齢10に達していたため、淡い天体などは諦めて月と惑星を楽しむことにしました。

ところが、撮影し始めてすぐ「よく晴れてるけどダメだ」と悟ることに。大気の揺らぎが止めどなく写野を横切り、像がじっとしていません。何とか幾つかの名所をカメラに収めたけれど、アップに耐えられないレベル…。白黒カメラなので揺らぎ軽減のためR2フィルターを付けていますが、申し訳程度の効果すら感じませんでした。透明度が良いだけにもったいない…

まぁそれはともかく、コペルニクス・クレーターがほどよく日を浴び、見頃でした。ここからアポロ12号と14号の着陸地を一気に探せるのですが、それらを1枚にまとめたのが左上画像。ご興味ある方は探してみてください(→参考記事)。約1ヶ月前の5月17日に月南極近くのアムンゼン・クレーターを好条件で確認しました。昨夜も見てみたのですが、クレーターの縁は分かるものの、秤動の関係もあって内部やセンターピークはあまり見えませんでした(下A画像)。数日前だったら一番良く見えたようです。

  • 20190613月面南極

  • 20190613ティコ西方

  • 20190613プラトー西方



月に続いて南中を迎える惑星にも望遠鏡を向けました。じっくり待てば10分あたり数秒ほど星像が落ち着く時もありましたが、そのうちバッテリー類が根を上げ始めてしまいました。日付が変わる頃の木星は衝を三日過ぎてとても明るかったですが、大赤斑が消えかかるタイミングだったことはちょっぴり残念。その2時間ほど後に土星が南中する頃もまだユラユラが続いてました。ただでさえ木星も土星も南中高度が低いので、向こう数年は揺らぎとの闘いが続くのでしょう。

それでも、久しぶりにスッキリした夜空を堪能できました。梅雨時期ではありますが週に一回くらいはこんな日が来て欲しいですね。

  • 20190614木星

  • 20190614土星



今日の太陽とハロ現象2019/06/14

20190614太陽
昨夜から今朝にかけて雲ひとつない天気でしたが、それも束の間。今日は午前中から雲が厚くなり始め、いかにも天気が下り坂と言った空模様です。それでもときおり薄雲越しに日が差しましたので、タイミングを見計らって太陽観察しました。

20190614太陽リム
左は13:40前の太陽。薄雲越しなのでコントラストが弱いです。活動領域はありません。昨日から右端に大きなプロミネンスが見え続けていますが、今日も一段と派手になっていました。雲越しでも見えるほどなので相当な規模でしょう。また左上にもやや大きめのプロミネンスが見えてきました。

観察後に太陽周囲を見ると、見事な光環が出ていました(下A画像)。雲の流れがそれなりにあったので、全周丸く見えることなく、右画像のように偏った見え方です。このとき暈は見えませんでしたが、その後しばらくするとごく淡い内暈が確認できました(下B画像)。明日は一日雨予報です。

  • 20190614光環

    A.光環
  • 20190614内暈

    B.内暈