またモザンビークに強いサイクロン上陸2019/04/26


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今年3月中旬、強いサイクロン「IDAI」がアフリカ・モザンビークへ上陸、付近諸国に甚大な災害をもたらしたことは記憶に新しいでしょう。ところが本日未明ごろ、同じモザンビークにサイクロン「KENNETH」が上陸したのです。

左はNASA-WorldViewからの引用で、地球観測衛星Terraが昨日25日にとらえたサイクロンKENNETH。右下の島がマダガスカル島、左の陸地がモザンビーク近辺。西進を続けるサイクロン中心付近には小さく引き締まった「目」ができていますね。

上陸地点はサイクロンIDAIより少し北寄りで、中心付近の風速は風速120ノット(約62m/s)とのこと。IDAIの上陸直近では95ノットでしたから、より強い状態だったと考えられるでしょう。前回とは違う地域での被害拡大が心配されます。(※IDAIの上陸ポイントは左画像の下部、左側へ「くの字」に凹んだ海岸です。)

不勉強なので偏見があるかも知れませんが、インフラが十分ではない国々、あるいは気象観測網の不足や警報告知が遅れがちな地方では、事前の防災対策が行き届かなくて被災するケースが多いのではないでしょうか。国ごとの管理ではなく、世界が一丸となって気象対策が取れるような時代が来てほしいものですね。