2019年初の黄砂がやってきました2019/04/05

20190405-1500jstひまわり画像
本日午後、2019年初の黄砂飛来が観測されました。PM2.5の濃度も各地で上昇しています。

左は15:00の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。中国から日本海を通って東北地方北部付近を横切り、太平洋まで続く煙状の流れが見えますね。これが黄砂およびPM2.5などを運ぶ大気の流れと思われます。

下A図は気象庁サイトからの引用で、15:10時点までの黄砂観測実況図。初観測が報告されたのは盛岡ポイントで、水色マークになっています。これから夜にかけて複数地点で観測されると思われます。(※南下が予報されています。)また下B画像は午後に日本上空を通過した地球観測衛星Aquaが撮影した日本海近辺。明らかに雲の色とは違う煙状の物質が流れてきています。

以前、2017年4月23日記事にまとめましたが、黄砂の観測ピークは4月上旬。梅雨時はいったん収まり、晩秋からまた復活します。昨年は3月28日が初日で、5月25日が終日、日数合計11日(平年値は24.1日)でした。今年はどうなるでしょうか?

  • 20190405-1510jst黄砂観測実況図

    A.気象庁・黄砂観測実況図
  • 20190405Aqua/MODIS

    B.地球観測衛星Aqua


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