バーナード星と野鴨星団を楽しむ2019/04/01

20190401バーナード星
昨夕一時的に晴れたものの、昼の不安定な天気は夜になっても継続しました。ところが夜半過ぎからかなり冷え込み、冬のような素晴らしい星空がやって来たのです。朝が早くなっているので余り時間が取れませんでしたが、ふたつの天体を観察しました。

まず、見よう見ようと思いつつ先延ばしになっていたへびつかい座の「バーナード星」(左画像)。全天でいちばん見かけの移動が速い星ですね。9等星なので簡単に見つかります。スペクトルがM型の赤色矮星としても知られ、簡単な試写でもすぐ赤い星と分かるでしょう。年間に10″角ほど天の北方向へ向かっています。左画像のスケールだと1年間で上方向に1ピクセル。惑星を撮る要領で10倍くらい拡大撮影すれば移動が検出できそうですね。今朝方は大気の揺らぎがものすごく悪化していて、ピント合わせができないほどでした。もう少し安定した夜空のとき改めて移動検出に挑戦しようと思います。

20190401散開星団M11
お次は散開星団M11(右画像)。NASA Image of the Dayのサイトで3月末に紹介されていた画像があまりに美しかったので、急に自分も見てみたくなりました。別名「野鴨星団(Wild Duck Cluster)」と呼ばれるこの星々をいままで数え切れないほど眺めてきましたが、毎年新たな気持ちでM天体巡りをすると見え方が変わってきます。写真と違って、人間が目で見て感じるイメージというのはその時の心情をよく反映しますね。

今回は街中でもファインダーで簡単に捕まえられるほど良い空でした。明け方西空にビーナスベルトが良く見えたので、その事実からも透明度が良いことが分かります。4月初めの朝ですが、気温は1度まで下がっていました。

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