天気が崩れる寸前のウィルタネン彗星と岩本彗星2019/02/08

  • 20190208ウィルタネン周期彗星(46P)

    A.ウィルタネン周期彗星(46P)
  • 20190208岩本彗星(C/2018Y1)

    B.岩本彗星(C/2018Y1)


昨日は一日雲が多く、時々太陽が顔を出しましたが観察できるほどの隙間はありませんでした。このまま週末の寒波までまっしぐらか…と思いきや、夜中に起きてみると星が出ているではありませんか。透明度は良くはありませんでしたが、一日前の猛烈な結露状態と比べたらマシでした。途中で曇られるかも知れませんが、彗星を観察することにしました。

ターゲットはウィルタネン周期彗星(46P)と岩本彗星(C/2018Y1)のふたつに絞り、同一機材・同一露出で比較することにしました(上A・B画像)。2月2日の観察とも全く同じです。ただ残念なことに、岩本彗星の撮影途中で雲が出てしまい、1分×60コマ撮影のところ4コマはコンポジットできませんでした。

ウィルタネン彗星は一段と暗くなっていましたが、まだ緑のコマが十分広がりを見せています。岩本彗星は高度が出てきたため、低空の街明かりの影響が少なくなってきました。地球接近の頃まで幾晩晴れてくれるか分かりませんが、出来るだけ観察したいと思います。

参考:
岩本彗星(C/2018Y1)に関係する記事(ブログ内)
ウィルタネン周期彗星(46P)に関係する記事(ブログ内)

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