今日の太陽と奇妙な気温変化2019/02/04

20190204太陽
昨夕から宵のうちは晴れ間があり、夜半頃までは足早に過ぎる雲の間から星が見えました。雨雲が迫っていたため機材は出さず終いでしたが、結局雨は降りませんでした。明け方は完全に曇っていたようです。今日も午前中少し雲が残りましたが、昼前には青空が広がりました。

左は11:50前の太陽。風が強く大気の揺らぎが少し大きかったです。活動領域は無く、目立ったプロミネンスもありません。(リム画像はお休み。)よくよく見ると左側に少しだけ明るい部分が見えます。今後活発になると面白いのですが…。

今日は立春。関東でも強風が予想され、「立春に春一番か?」などとニュースで囃し立てられていますが、正午までに春一番が吹いたのは北陸地方のみでした。気温についても、今日のうちに急上昇し、明日には急下降するとの予報ですが、実は昨晩の気温も通常見られない変化でした。

20190204アメダス気温
右図は私の自宅からもっとも近い茨城県南部のアメダスポイント「龍ヶ崎」と「つくば」、それに千葉県北部の四地点の気温グラフ。昨日3日から本日正午まで描いてあります。極端な天気の変化がない限り、通常の気温は昼間に上がって夜に下がる変化をします。

ところが、昨晩は23時頃から「暑い」と感じるほど急上昇し、一日で最も低くなる明け方に最も高くなるという信じられない変化を遂げました。ダウンジャケットを着込んでも寒い明け方に15度以上って…いつもより20度近く高いんですよ!その後いったん急降下しましたが、日が高くなるとまた上がりました。

前線通過に伴って近県では小雨が降ったところもありましたが、少なくとも当地は天気の急変はありませんでした。面白いのは、つくばポイントが通常通りの変化なのに、わずか数十キロ南にある龍ヶ崎ポイントを含む南の地域では全く違う変化になっていることです。変化した地域としなかった地域とで何が違ったのか、どこに境界があったのか、どのような原因なのか詳しく知りたいですねぇ。