明け方に金星と木星が接近しつつあります ― 2019/01/16
昨夜から今朝にかけては日中の曇り空が続き、たまに少し晴れ間がある程度でした。こう気まぐれな空では時間のかかる暗い天体撮影は無理です。それでも明け方に起きてみると、東側が晴れており、金星と木星とがキラキラ輝いていました。既に天文薄明開始時刻が迫っていましたが、朝の散歩がてらカメラを担いで近くの広場まで歩きました。
光害のただ中から見ると全く気付かなかったのですが、直接光の少ない場所からだと空全体に薄雲がかかっているのが良く分かりました。少し霧も出ているようです。それでも金星は良く輝き、明けの明星たる威厳がありました。木星はいつもより少し弱々しく、近くのさそり座の星々はやっとたどれる程度。 ひとまずカメラを向けて幾つか設定を変えつつ撮影しました。どこに何が写っているかは右のマーカー付き画像をどうぞ。さそり座の絵はステラナビゲーターのものをオーバーラップしています。金星と木星の離角は今朝の時点で約6.5°。このあと徐々に接近し、22日明け方には約2.5°まで近くなります。日々見ているとみるみる接近する様子が分かりますので、早起きしてご覧くださいね。
約1年前には木星と火星が大接近していました(→参考記事)。また1ヶ月あまり前に見えた三惑星接近の頃とも配置が換わっています(→参考記事1・→参考記事2)。星空はひっそりと、でも確実に変化していますよ。
光害のただ中から見ると全く気付かなかったのですが、直接光の少ない場所からだと空全体に薄雲がかかっているのが良く分かりました。少し霧も出ているようです。それでも金星は良く輝き、明けの明星たる威厳がありました。木星はいつもより少し弱々しく、近くのさそり座の星々はやっとたどれる程度。 ひとまずカメラを向けて幾つか設定を変えつつ撮影しました。どこに何が写っているかは右のマーカー付き画像をどうぞ。さそり座の絵はステラナビゲーターのものをオーバーラップしています。金星と木星の離角は今朝の時点で約6.5°。このあと徐々に接近し、22日明け方には約2.5°まで近くなります。日々見ているとみるみる接近する様子が分かりますので、早起きしてご覧くださいね。
約1年前には木星と火星が大接近していました(→参考記事)。また1ヶ月あまり前に見えた三惑星接近の頃とも配置が換わっています(→参考記事1・→参考記事2)。星空はひっそりと、でも確実に変化していますよ。