明け方近くに彗星と超新星観察 ― 2018/11/21
昨夕まで雲が多かったものの、夜が訪れる頃には快晴になりました。明け方まで月が残る満月期の境界日ですが、月明かりが弱まる薄明直前に淡い天体を観察できる時間帯がありそうです。おそらく明け方のマックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018V1)を望遠鏡で撮影できるラストチャンスなので、準備して待つことにしました。
月が西空低くなる頃には気温が3度を下回り、結露が多くなってきました。辛うじて空の透明度は保たれているため、さっそく撮影です。ステファン・オテルマ彗星(38P)→超新星AT2018imf→マックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018V1)の順に望遠鏡を向けました。
天頂近くの38Pは正に最盛期で、尾がよく分かりました。コマも十分広がっています。ダストテイルを良く見ると南北非対称です。大きくカーブしているようにも見えます。来年頭頃まで9等台の明るさを維持しそうでありがたいですね。AT2018imfは先日の撮影からカメラを変えたせいか、少し暗く感じました。残念ながら薄明が来てしまったため、もうひとつの超新星AT2018imdに望遠鏡を向ける時間はありませんでした。
C/2018V1は薄明中の撮影です。夜明けには薄雲が出てきたので、予定の枚数は撮影できませんでした。高度がだいぶ低くなって、薄明開始時では我が家から見えません。明日以降は見晴らしの良い場所へでも行かないと捕らえられないでしょう。明るさが伸び悩んでいるようで、頭部が小さく、あたかも核が無いかのような光り方です。尾は存在こそ確認できるものの、街中からはっきり写し取れるほど明るくなっていません。これ以上の発達はない可能性もありますね。
月が西空低くなる頃には気温が3度を下回り、結露が多くなってきました。辛うじて空の透明度は保たれているため、さっそく撮影です。ステファン・オテルマ彗星(38P)→超新星AT2018imf→マックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018V1)の順に望遠鏡を向けました。
天頂近くの38Pは正に最盛期で、尾がよく分かりました。コマも十分広がっています。ダストテイルを良く見ると南北非対称です。大きくカーブしているようにも見えます。来年頭頃まで9等台の明るさを維持しそうでありがたいですね。AT2018imfは先日の撮影からカメラを変えたせいか、少し暗く感じました。残念ながら薄明が来てしまったため、もうひとつの超新星AT2018imdに望遠鏡を向ける時間はありませんでした。
C/2018V1は薄明中の撮影です。夜明けには薄雲が出てきたので、予定の枚数は撮影できませんでした。高度がだいぶ低くなって、薄明開始時では我が家から見えません。明日以降は見晴らしの良い場所へでも行かないと捕らえられないでしょう。明るさが伸び悩んでいるようで、頭部が小さく、あたかも核が無いかのような光り方です。尾は存在こそ確認できるものの、街中からはっきり写し取れるほど明るくなっていません。これ以上の発達はない可能性もありますね。