発達したハリケーンWILLA、メキシコへ ― 2018/10/23
日本近海では台風26号が「猛烈な」クラスまで発達する見込みで、進路がなかなか定まらず不安ですが、メキシコ近海ではハリケーンWILLAが発達、明日にも北西部への上陸が確実となっています。
左は22日21:00UT(23日6:00JST)の気象衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。また右下図はWILLA発生から23日3:00UT(23日12:00JST)までの最大風速変化グラフです。なんと一時的にカテゴリー5まで発達していました。メキシコを挟む海は東西ともに海面水温が28度以上ありますので、いくらでもハリケーンが発生・発達しそうです。
WILLAが上陸する頃はカテゴリー3程度まで勢力を落とす予報もありますが、それでも台風で言うところの「非常に強い」以上のクラス相当ですし、絶対そうなるとも限らないため、被害は避けられないでしょう。先週は一時的に台風もハリケーンも無かった時期がありましたが、ここに来て俄然張り切りだした感があります。そろそろ落ち着いてほしいものですが…。