4つの周期彗星を渡り歩く ― 2018/09/17
昨夜から今朝にかけて何となく天気が持ったので、しばらく撮影できなかった彗星観察を試みました。途中度々雲が襲ってきましたが、明け方が近づくほど星天率が上がりました。ただ、気温が下がったため結露がひどく、大気の透明度もかなり落ちました。
撮影したのは全て見頃を迎えつつある周期彗星で、日付が変わる頃から明け方に向かってスイフト・ゲーレルス彗星(64P)、ウィルタネン彗星(46P)、ステファン・オテルマ彗星(38P)、ジャコビニ・ツィナー彗星(21P)の順です。一気見は久しぶりで体力を使い果たしましたが、全て画像に収めることができて大満足。21Pは光度ピークを過ぎましたが、M35やクラゲ星雲に並ぶ位置に明るく見えています。街中では下のような写りですが、空気が透き通った山の上なら数度レベルの尾が美しい星雲と一緒に写るかも知れませんね。
64Pは10月下旬、38Pは11月下旬、46Pは12月中旬にそれぞれ光度ピークを迎えます。いずれもコマがぼんやり広がっている程度でしたが、光害地+透明度が悪い夜にこれだけ写れば上々。46Pは地球に大接近するため、肉眼彗星になると期待されています。
参考:
2018年に期待の彗星たち(2018/01/02)
ウィルタネン周期彗星(46P)に関係する記事(ブログ内)
撮影したのは全て見頃を迎えつつある周期彗星で、日付が変わる頃から明け方に向かってスイフト・ゲーレルス彗星(64P)、ウィルタネン彗星(46P)、ステファン・オテルマ彗星(38P)、ジャコビニ・ツィナー彗星(21P)の順です。一気見は久しぶりで体力を使い果たしましたが、全て画像に収めることができて大満足。21Pは光度ピークを過ぎましたが、M35やクラゲ星雲に並ぶ位置に明るく見えています。街中では下のような写りですが、空気が透き通った山の上なら数度レベルの尾が美しい星雲と一緒に写るかも知れませんね。
64Pは10月下旬、38Pは11月下旬、46Pは12月中旬にそれぞれ光度ピークを迎えます。いずれもコマがぼんやり広がっている程度でしたが、光害地+透明度が悪い夜にこれだけ写れば上々。46Pは地球に大接近するため、肉眼彗星になると期待されています。
参考:
2018年に期待の彗星たち(2018/01/02)
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