あと10日あまりで火星大接近2018/07/20

20180720火星
昨夜から久しぶりの好天がやってきたので、薄雲が取れてきた夜半に合わせて望遠鏡をセット。まずはあと10日あまりで地球へ大接近する火星を捉えました。

気流は思ったほど良くはなく、また弱い風が吹いていたので安定した撮影はできませんでした。でも大きく見える火星は圧巻。砂嵐は少しずつ収まってきているそうですが、今回の撮影も明瞭な火星地形は分かりませんでした。

20180720火星図
それでも、なんとなく中央やや右寄りに子午線湾(アリンの爪)あたりが見えるとか、左上の暗いところはアキダリアの海だろうか、と言ったことが想像できました。撮影時刻は日付が20日になって少し経ったころですが、Guideによる同時刻の火星図を右に掲載します。

このあと続けて彗星をふたつ観察予定でしたが、ひとつ目を撮影開始して5分後に全面曇りとなって、朝まで回復しませんでした。残念…。

参考:
2018年火星の地球接近に関する記事(ブログ内)

今日の太陽2018/07/20

20180720太陽
今日は丑の日。朝からよく晴れています。相変わらず全国的に暑いですが、気温上昇は若干鈍化して、最高気温は少数以下の単位でほんの少し低めのようです。まぁ、焼け石に水ですが…。東北北部にも梅雨明け宣言が出されたようで、これで日本は全ての地域で梅雨が明けました。

20180720太陽リム
左は13:45過ぎの太陽。今日も活動領域はなく、連続無黒点記録更新中。左半球にはやや目立つダークフィラメントがありました。プロミネンスは小さいものばかりです。

ご存じのように、今日は夏土用の入り、かつ、丑の日が重なりました。従って昨年に続いて今年の丑の日も2回あります。

2017年7月25日の記事に掲載した表の一部を下に引用しました。詳細は昨年の記事をご覧ください。次に2回あるのは東京オリンピックの2020年。開会直前と開催中の2回になりますから、ウナギ特需になるでしょうか???近年は天然ウナギが絶滅危惧種になりつつあるので、むしろ国内外から批判の声が激しくなるかも知れませんね。

【土用の丑の日・2000-2030年】
夏土用の入り土用日数一の丑二の丑立秋
2000年7月19日(水) 18:1719日7月30日(日)己丑8月7日(月) 14:04
2001年7月20日(金) 0:0318日7月25日(水)己丑8月6日(月)辛丑8月7日(火) 19:52
2002年7月20日(土) 5:4819日7月20日(土)己丑8月1日(木)辛丑8月8日(木) 1:39
2003年7月20日(日) 11:3919日7月27日(日)辛丑8月8日(金) 7:24
2004年7月19日(月) 17:2619日7月21日(水)辛丑8月2日(月)癸丑8月7日(土) 13:20
2005年7月19日(火) 23:1419日7月28日(木)癸丑8月7日(日) 19:04
2006年7月20日(木) 4:5419日7月23日(日)癸丑8月4日(金)乙丑8月8日(火) 0:41
2007年7月20日(金) 10:3519日7月30日(月)乙丑8月8日(水) 6:31
2008年7月19日(土) 16:2819日7月24日(木)乙丑8月5日(火)丁丑8月7日(木) 12:16
2009年7月19日(日) 22:1319日7月19日(日)乙丑7月31日(金)丁丑8月7日(金) 18:02
夏土用の入り土用日数一の丑二の丑立秋
2010年7月20日(火) 3:5518日7月26日(月)丁丑8月7日(土) 23:49
2011年7月20日(水) 9:4519日7月21日(木)丁丑8月2日(火)己丑8月8日(月) 5:33
2012年7月19日(木) 15:3719日7月27日(金)己丑8月7日(火) 11:31
2013年7月19日(金) 21:2919日7月22日(月)己丑8月3日(土)辛丑8月7日(水) 17:20
2014年7月20日(日) 3:1718日7月29日(火)辛丑8月7日(木) 23:03
2015年7月20日(月) 9:0719日7月24日(金)辛丑8月5日(水)癸丑8月8日(土) 5:02
2016年7月19日(火) 15:0419日7月30日(土)癸丑8月7日(日) 10:54
2017年7月19日(水) 20:5219日7月25日(火)癸丑8月6日(日)乙丑8月7日(月) 16:41
2018年7月20日(金) 2:3418日7月20日(金)癸丑8月1日(水)乙丑8月7日(火) 22:31
2019年7月20日(土) 8:2419日7月27日(土)乙丑8月8日(木) 4:13
夏土用の入り土用日数一の丑二の丑立秋
2020年7月19日(日) 14:1419日7月21日(火)乙丑8月2日(日)丁丑8月7日(金) 10:08
2021年7月19日(月) 20:0019日7月28日(水)丁丑8月7日(土) 15:55
2022年7月20日(水) 1:4318日7月23日(土)丁丑8月4日(木)己丑8月7日(日) 21:30
2023年7月20日(木) 7:2719日7月30日(日)己丑8月8日(火) 3:24
2024年7月19日(金) 13:1919日7月24日(水)己丑8月5日(月)辛丑8月7日(水) 9:11
2025年7月19日(土) 19:0719日7月19日(土)己丑7月31日(木)辛丑8月7日(木) 14:53
2026年7月20日(月) 0:4918日7月26日(日)辛丑8月7日(金) 20:44
2027年7月20日(火) 6:3919日7月21日(水)辛丑8月2日(月)癸丑8月8日(日) 2:28
2028年7月19日(水) 12:3219日7月27日(木)癸丑8月7日(月) 8:23
2029年7月19日(木) 18:1719日7月22日(日)癸丑8月3日(金)乙丑8月7日(火) 14:13
2030年7月20日(土) 0:0018日7月29日(月)乙丑8月7日(水) 19:49

  • 夏土用の入りは太陽黄経が117度に達した瞬間、立秋は同じく135度に達した瞬間として天文計算しています。
  • 土用は四立(立春・立夏・立秋・立冬)の前日まで、18日か19日程度の期間(四立との太陽黄経差18度以内)の総称です。
  • 土用は夏だけではありません。


久しぶりに青空の月面X2018/07/20

20180720月面X
今日は午後から夕方にかけて月面Xが現れる日。久しぶりに撮影してみようと思い立ち、17:30少し前(当地では日没約30分前)に狙ってみました。月はまだ青空に白く輝き、周囲には美しい絹雲がふわりふわりと浮いていました。

16:30頃からもう見えていたと思いますが、当地・茨城ではやや強い風が吹いており、ほんとうは撮影向きのコンディションではありません。気温もまだ30度以上あったので、熱中症に注意しながら汗だくで観察という不思議な(?)状況でした。

左画像はもうすっかりX地形が見えています。少し大きめの画像を掲載してますから、探してみてください。月面VやLも見えていますよ。それからやや見辛いですが「フンボルト海」と「フンボルト・クレーター」の“ダブル・フンボルト”まで確認できます(→参考記事)。何と贅沢な夕方でしょうか。

次回、9月17日にも本日とほぼ似たような時間進行でX地形出現を観察できます。日没が早くなっていますから、今回より少しだけ見やすくなっているかも知れません。そのころには気温も落ち着いていると良いですね。