今日の太陽2018/06/03

20180603太陽
朝からよく晴れています。時々雲が湧きますが、概ね快晴ですね。ちなみに気象庁の定義では0から10の雲量を使い、「1以下は快晴」、「2以上8以下は晴れ」です。今日は1と2を行ったり来たりなので、どっちとも言えませんねえ…。

20180603太陽リム
左は13:30前の太陽。活動領域12712はかなり右リムに寄りました。後続の領域が無ければまた静穏状態になります。左側にちょっと長めのダークフィラメントが見えました。

明後日辺りから天気はまたゆっくり下り坂のようです。三日後の6日は二十四節気の芒種。人間にはうっとうしい雨季が始まりますが、これから夏を迎える植物たちにとっては命を左右する大事な時期です。

金井宇宙飛行士帰還と同時刻のISS2018/06/03

20180603国際宇宙ステーション
国際宇宙ステーションに昨年12月から5ヶ月半にわたる長期滞在をしていた金井宣茂宇宙飛行士が、本日地球に戻りました。左画像はちょうど帰還用のソユーズを分離してから約40分後に日本の空へ差しかかった国際宇宙ステーションの軌跡。雲が多かったのですが、中央右上に向かって地球影に吸い込まれて行く直前に何とか観察できました。

これを撮影したのは21:40少し前ですが、同じ時刻に金井さんたちの乗ったカプセルがカザフスタンの草原に到達している予定です。直接地面めがけて落下する「弾道モード」による帰還のため、身体には重力の4倍の力(4G)がかかるとのこと。富士急ハイランドのド・ドドンパくらいですね。耐えなくてはならない時間は全然違いますが。

帰還とは関係ないですが、こんな遅い時間でもISSが見えるのは、夏である証拠。北極側まで太陽光が十分に差し込んでいるおかげです。遅い日は22時台、明け方側も1時台から見えることがあって驚かされます。

今日の太陽2018/06/04

20180604太陽
朝からよく晴れています。昨日、今日と続けて最高気温が28度越え。明日から天気が下って行くので、この天気も今日までですね。

20180604太陽リム
左は14時頃撮影の太陽。活動領域12712はもう数日で右リムに消えそうです。大きめのプロミネンスが左上と左下に見えましたが、大気の揺らぎが激しくてはっきりしませんでした。雲こそ無いものの、上空はもう崩れてきているようです。

再びレモン彗星に望遠鏡を向けるも…2018/06/05

20180604レモン彗星(C/2018EF9)
6月3日に撮影して良く写らなかったレモン彗星(C/2018EF9)を再度観察してみました。前回は月明かりがありましたので、今回は月の出ギリギリに撮影完了するように時間設定しました。

少し透明度が落ち、また天気が崩れる予兆で時々薄雲が通過しましたが、何とか撮影することができました。前回より若干コントラストが出たものの、やっぱり予想位置(左画像・緑点円)にはっきりした彗星像はありません。どうやら想像以上に急減光したようです。元々当地は強い光害地なのであまり期待しませんでしたが、撮影できそうな彗星を写せなかったのは残念ですね…。

今年は手軽に観察できるような明るい彗星になかなか出会えませんが、諦めずに待ちたいと思います。天体観察は気長に継続して行うことに醍醐味がありますからね。