平成最後の夏至です2018/06/21

2019年暦要項
今日は2018年の夏至。関東は特に南部で昨日から強い雨となりましたが、今日は収まっているようです。昼が一番長いと言っても、こんなに雲が多くては実感できないでしょう。

現在では様々なカレンダーやサイトで今日が夏至であることを知ることができます。しかしながら日本公式の暦はたったひとつ。国立天文台が発表している暦要項(れきようこう)のみです。市販されているあらゆるカレンダーは国立天文台の発表を待ってから作り始めるのです。当サイトを含め、フライングして来年以降ずっと先までのカレンダーを計算表示しているところがたくさんありますが、あくまで非公式です。

左は今年2月に発行された「平成31年暦要項」の1ページ目。夏至は祝日になっていませんからこの表に書いてありませんが、2ページ目の「二十四節気および雑節」の表にちゃんと掲載されています。その他、朔弦望(月の満ち欠け)表や、東京の日の出入り時刻表、日食・月食情報と続きます。

1955年暦要項
暦要項が官報に掲載され始まったのは1954年6月に発行された翌1955年のものからだそうです。右はそのときの1ページ目で、なんと手書きでした。味わい深いですねぇ。どなたが書いたのでしょうか?字の上手な担当者を選んだのでしょうか?それとも銀行の人に頼んで書いてもらったかな?

歴史ある暦要項ですが、左上の今年発表のものに例年には無い文言が書いてありました。国民の祝日の表の上、「本暦要項においては…云々」というところです。ご存じのように、2019年5月1日に元号が変わることが決まりましたね。でもこの要項が発行された今年2月の時点で元号は明示されていませんから、2019年も平成が続くものとして考えなくてはならない微妙な時期でした。冒頭の註釈は苦肉の策と言えましょう。カレンダー業者さんは早いところだと前年冬に水着グラビアを撮影したり(笑)画像の版権処理を始めて、今年夏過ぎには販売や予約を始めます。今年はヤキモキしているでしょうね。

そんなこんなで、今日は平成最後の夏至となります。平成元年を迎えた頃はまだ若かったのですが「もう昭和は古くなってしまった!」とかなりのショックでした。でももう平成だって30年経ってしまったのですね。来年春の卒業生・入学生も「平成最後の…」と言われるでしょうし、再来年は新元号最初の…と言われるでしょう。いやはや…。

10円硬貨
数日前、ふと手にした十円玉が「ギザ十」でした。年号を見ると「昭和三十年」。おぉ、貴重な三十年代だと大切にしまいました。平成を少し過ぎたころ、何となく思い立って、過去の十円硬貨を揃えてみようと集めたんです。専門ショップで買ったりせず、買い物で偶然巡ってきた十円にこだわりました。一番古い昭和二十六年はありませんが、二十七年はあります。平成になった年に一週間だけ存在した昭和六十四年の十円もあります(左画像)。

来年は新旧両元号の硬貨も出回るでしょうが、これまた現在は準備できなくて、様々な関係者が悩んでいるのでしょうね。いきなり自販機で使えない、なんてことも起こるでしょうか。

暦に話を戻しますが、次の二点は最近公布されたものです。

  • 2019年5月1日より、天皇誕生日は2月23日に改められる。(6月16日公布)
  • 体育の日はスポーツの日に改められる。2020年に限り、海の日はオリンピック開会式前日の7月23日に、スポーツの日は開会式当日の7月24日に、山の日は閉会式翌日の8月10日となる。(6月20日公布)

時代はどんどん変わります。私たちも「昔は良かった」なんて言ってないで、柔らかく変化していかないといけませんね。