明け方のわずかな晴れ間にパンスターズ彗星を観察2018/04/16

20180416パンスターズ彗星(C/2016 M1)
昨夜から今朝にかけても雲の多い夜でした。ただ、明け方近くに30分ほど晴れ間があり、彗星をひとつ撮影できました。

その彗星とはパンスターズ彗星(C/2016 M1)。現在わし座を南下中です。今年10等より明るくなる予報が出ている彗星のひとつで、すでに11等近くまで増光し、いま日本で観察できる一番明るい彗星になっています。残念ながら光度のピークとなる6月下旬には南に低くなってしまい、その後は二度と見えません。ですから梅雨前の今が見所なのです。

ずっと観察機会をうかがっていましたが、我が家からは付近の電線や建物が邪魔でなかなか見ることができませんでした。今朝やっと撮影できたのも束の間、20分ほど露出したところで再び雲に覆われてしまいました。それでも淡く広がる緑色のコマが確認できました。東西に少し伸びて見えるのですが、ガイドエラーなのか尾が伸びているのかよく分かりません。とにかく高度がまだ高い向こう1ヶ月が勝負です。(画像は16分露出、彗星位置基準コンポジット、上方向が天の北方向、上下画角は約0.56°です。)