2月初めの衛星画像から2018/02/01

20180201MODIS/TERRA
2月が始まりましたが、関東は夜にかけて天気が荒れそうな予報です。衛星画像を見ると既に午前中から雲がかかっていました。対して東北地方から北海道は比較的雲が少なく、いつもより地面の雪景色が良く見えます。

左はNASA-WorldViewサイトからの引用で、地球観測衛星MODIS/Terraが撮影した本日の画像。オホーツク海から南下してきた流氷が今にも接岸しそうです。流氷大回転も見えますね。早送り動画で見たいところですが、地球観測衛星の周回は撮影頻度が少ないため、キレイなパラパラアニメにならないかも…。解像度は勝っても、1地点1日辺りの撮影回数は気象衛星に完敗です。

いっぽう気象衛星ひまわりの画像を見ると、インド洋・赤道の南側に大きなサイクロンが見えます。下A画像は今日12:00の画像(画像元:NICTサイエンスクラウド)。地球に向かって左下に見える大きな渦構造がトロピカルサイクロン「CEBILE」です。今日明日あたりが勢力最大との予報。南半球はまだ夏真っ盛りなんですね。

ひまわりからはこのサイクロンの位置が見づらいので、ほぼ正面から撮影しているインドの気象衛星INSAT-3Dの同時刻画像も引用します(下B画像/画像元:インド気象局)。はっきりした目を持つサイクロンの姿が分かります。日本に来る台風の“中堅クラス”ほどの規模ですね。幸い海ばかりの場所なので、被害が出たというニュースはないようです。

  • 20180201-1200ひまわり画像

    A.気象衛星ひまわり
    2018年2月1日 12:00JST
  • 20180201-1200INSAT3D

    B.気象衛星INSAT-3D
    2018年2月1日 12:00JST


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