天気が崩れる前にハインズ彗星を観察2017/12/24

20171224ハインズ彗星(C/2017 T1)
昨夕の日没前から雲が出始めたので早々に下り坂なのかなと思っていたら、意外にも今朝3時頃までは前夜より透明度の良い星空でした。モッタイナイ精神が湧いてしまったので、ハインズ彗星(C/2017 T1)のみ観察することにしました。

左は1:30頃から約1時間露出した画像。上方向が天の北、彗星位置基準コンポジット、上下画角は約0.65°です。尾はもちろん、緑色のコマも見え始まっていて驚きました。この1ヶ月ですごい成長っぷりです。もうこの機材だと1コマ2分露光でのコンポジットに隙間が空くくらい移動が速くなりました。撮影終了時点で空の半分ほど薄雲に覆われていたので、ギリギリセーフ。

ピークとなる1月7日頃は月明かりを避ける観察時間帯の捻出に苦労しそうですが、それ以降は急速に北西へ低くなってしまうので、観察は向こう二週間が勝負どころ。果たして、どれほど晴れてくれるでしょうか?

参考:
ハインズ彗星(C/2017 T1)に関係する記事(ブログ内)