エケクルスが彗星状になってきた2017/12/12

20171211エケクルス彗星(174P)
昨夜から今朝もよく晴れましたので、月が出る前に彗星をふたつ観察しました。

まず、大増光している真っ最中のエケクルス彗星(174P/または小惑星エケクルス)。「彗星・小惑星遷移天体」であるこの天体を、日付が12日に変わる前に撮影。動きがゆっくりなので、今回は思い切って1時間露出です(左画像)。彗星位置基準コンポジットですが、さすがに動いているのが分かりますね。

9日夜の撮影では恒星状の像でしたが、今回はデジカメのモニタでも「ふわっ」としているのが分かりました。明らかにコマが広がっており、ひょっとしたら尾を伸ばすのでは、と期待が高まります。姿が彗星と小惑星とを行ったり来たりするのが面白いですね。

20171212パンスターズ彗星(C/2016 R2)
お次はパンスターズ彗星(C/2016 R2)。エケクルス彗星とさほど離れてないので、望遠鏡の姿勢を変えずに撮影できることはとてもありがたい。こちらも1時間露出です(右画像)。途中1コマだけシャッターエラーがあって抜けています。

残念なことに恒星像に重なってしまったことと、近くの明るい恒星のゴーストの影響がかかってしまってる可能性がありますが、今回も青紫色の広がりが分かりました。もっと明るくなって欲しいですが、そろそろピークでしょうかね。エケクルス彗星のように大バーストしない限り、期待薄でしょう。コマ(または尾)の広がり方が奇妙な方向に感じるのですが、光害地からの観察では淡い部分がよく分かりません。

ふたつの画像は上方向が天の北、上下画角は約0.7°、彗星基準のコンポジットです。

参考:
パンスターズ彗星(C/2016 R2)に関係する記事(ブログ内)

フィリピンの東に熱帯低気圧が発生2017/12/12

20171212-0900熱帯低気圧
北日本から日本海側を中心に寒波で大荒れとなっていますが、そんな折に日本の南、フィリピン東海上で「台風になるかも知れない熱帯低気圧」が発生したと気象庁が発表しました。

左は発生時の本日9:00の気象衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。ナチュラルカラー処理のため、水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。赤点円は熱帯低気圧中心の直径1000km円。

熱帯低気圧は昼までに西へ動いたようですが、今後北上するかも知れないとの予報です。季節外れの台風にならないとよいのですが…。気象庁の統計によると、12月の発生数平年値は1.2個。上陸はしないものの12月に日本へ接近する台風は0.1個という数値です。

今日の太陽2017/12/12

20171212太陽
昨夜から今朝にかけよく晴れ、明け方は氷点下となって空の透明度が良くなりました。朝からもよく晴れています。強風を覚悟していましたが、4m/s程度で済みました。

20171212太陽リム
左は11:30前の太陽。活動領域12691の小さな黒点列が中央左にあるのですが、よく分かりませんね。それよりも嬉しいことに、今日はプロミネンスがど派手に出ていました。特に左上の団体さんはすごいですね。奥行きが分かりませんが、どのように広がっているのでしょうか?明日も続いてほしいものです。

(追記)午後の外出移動中に太陽右の幻日が見えました。写真はありません。