なかなか写せない天宮1号2017/12/07

20171207天宮1号
来春までに地球へ落下すると見られる中国の宇宙実験室・天宮1号。今週頭から当地・茨城では夕空に見える絶好のチャンスでした。12月3日に北空で撮影して以降、毎日のように狙っていました。特に5日と6日は天頂近くまで上るコースで、最大光度0等級という予報でした。

ところが何故か予報時間直前に雲が湧いて、飛行ルート周囲を隠す(それ以外は晴れている)という祟りにあったような天候が続き、結局最良の条件の日は2回とも撮影できませんでした。

今夜は5度目の挑戦。薄雲があり、また直前まで用事で外出していたためロケハンするゆとりも無く、帰宅するなり光害たっぷりのベランダからバタバタ撮影することとなりました。

20171207天宮1号
本日の最大予報光度は2.5等と冴えないものでしたが、雲間に飛行してゆく様子が辛うじて見えました。左上画像は全体、右画像は上画像から軌跡の明るい部分のみトリミングしたもの。軌跡が淡すぎるのでガチガチにコントラストを上げてあります。

3日の北天から本日の南天までだんだんコースが南下してきたので、明後日以降は夕空に見えなくなり、10日ほど間を置いて今度は明け方の飛行となります。明け方の予報はお正月辺りまで条件が良いものがなく、落下前にあと何回観察できるだろうかとヤキモキしている次第。

参考:
2018年春に落下予想の「天宮1号」に関する記事(ブログ内)

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