台風23号が発生2017/11/02


20171102-1200台風23号
本日9時に2017年の台風23号「ダムレイ/DAMREY」が発生しました。ひとつ前の台風22号発生から8日 と18時間後、22号消滅からは3日と9時間後になります。

左は本日12時の衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。ナチュラルカラー処理のため、水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。赤点円は台風中心の直径1000km円。

23号は熱帯低気圧の状態でフィリピンを横切ったあとで台風となりました。現在は南シナ海を西進しています。日本には接近しない見込みですが、現地にお住まいの方、仕事や旅行で訪れる方は十分注意してください。

今日の太陽とハロ2017/11/02

20171102太陽
明け方近くに雲が湧き、そのまま午前中は空のあちこちに薄雲がありました。今日の太陽観察は薄雲越しです。

20171102太陽リム
左は11時半過ぎの撮影。雲のせいでコントラストが弱くなっています。活動領域12685と12686は何となく分かる程度の存在感。昨日言っていた右上のプロミネンスが見えてきました。また左リムにも大きなものが見えますね。

太陽を観察している途中から、太陽の下のほうに明るく色付く雲を発見(下A画像)。この時期に環水平アークは見えませんから、内暈下部の位置に相当します。これは下部タンジェントアークでしょう。内暈そのものは見えませんでした。最近、彩雲以外の光学気象現象を見てなかったので、久々にときめきました。

「おそらく今日の雲は氷粒の水平成分が整ってるに違いない」と直感したので、午後の用事で出かける際にカメラを携行しました。案の定、家を出て5分くらい経つと太陽右側に幻日が見えてきました。前景が障害物だらけだったので見晴らし良いところを探して移動する間に、なんと環天頂アークが見えてきました(下B画像)。ようやく街並みの隙間から見えた幻日がまたとんでもなく明るい!(下C画像)幻日は何百回も見てきましたが、「眩しい」と言えるほどのものに出会えるのは数年に一度あるかないかの貴重さ。文字通りの「幻日」ですね。

  • 20171102下部タンジェントアーク

    (A)
  • 20171102環天頂アーク

    (B)
  • 20171102幻日

    (C)


少し歩き回り、電線などがない場所へたどり着いた頃にはもう暗くなり始めていました(下D画像)。でも光で紡いだカーテンのようで、これまた美しい形状ですね。この頃には環天頂アークも濃くて大きく広がり、見栄えの良い姿となりました(下E画像)。なお今回太陽左側には適切な雲がほとんどなかったため、左の幻日は見えませんでした。数時間後に用事を終えて同じところを通ると、すっかり暮れた空に絹雲やら飛行機雲やらが見事な模様を描いていました(下F画像)。

  • 20171102幻日

    (D)
  • 20171102環天頂アーク

    (E)
  • 20171102夕空

    (F)


今夜は月面Aデーです2017/11/02

20171102月面A
今夜は月面Aがナイスタイミングで出現する「月面Aデー」。しかも月面中央経度がマイナス側に大きい、つまりA地形の幅が太くなる素晴らしいチャンス。でもこんな時に限って晴れない(笑)。

宵のうち一応晴れ間があったので、念のため機材を組み立てました。でも数コマ撮影する間に雲が押し寄せ、以降は完全に曇ってしまいました。左は撮影できた4枚のみのコンポジットで、一部雲がかかっています。画像左上インサートが画像等倍トリミングしたA地形周囲。気流がかなり乱れていました。

撮影時刻のA地形における太陽高度は約−1.5°なので、Aの形は完成直前なのですが、まだ横棒に十分光が当たってないようです。でもまぁ、一瞬でも観察できたことを感謝したいと思います。

参考:
月面Aに関係する記事(ブログ内)