今日の太陽2017/11/01

20171101太陽
昨夜から今朝にかけてはほぼ曇り。今日も朝から雲がやや多めの11月初日となりました。昼を越す頃から少しずつ雲が引き、薄雲越しながら太陽観察が出来ました。

20171101太陽リム
左は13:30過ぎの撮影。活動領域12685は右リムに近くなり、もう3日ほどで見えなくなるでしょう。追従する12686も一日遅れくらいで消えてしまうと思われます。昨日までにぎやかだったプロミネンスは今日ほとんど見えなくなりました。右上リム近くにダークな部分があるので、明日あたりからプロミネンスとして顔を出してくることに期待です。

今夜は2017年の豆名月2017/11/01

20171101後の月
今夜は「豆名月」。この秋、“第二回目”の名月です。「後の月」とか「十三夜」という呼び方もありますね。みなさん、ご覧になりましたか?

今年の中秋の名月は10月4日とだいぶ遅かったですから、豆名月も11月に入ってからとなりました。豆名月が11月になったのは2006年以来。おかげで随分寒い月見になりました。因みに来年は10月21日。また次に11月の豆名月となるのは2025年です。

左の月は20時頃の撮影で、太陽黄経差は約143.21°、撮影高度は約48.3°、月齢は12.66です。おぉ、四捨五入で十三夜だ!もう少し遅い時間…南中頃に撮影予定でしたが、夕方から薄雲が流れ出していたため早めに撮りました。晩秋で天気が安定してきたとは言え、まだまだ急に雲が湧くこともありますからね。今夜はほんの少し朧な月ですが、何はともあれ「片見の月」にならずに済みました。

この月は明後日4日に満月となりますが、その前に明日2日宵には月面Aデーを迎えます。今年の中では最良の条件なので、ご興味ある方は望遠鏡を向けてください。11月12日明け方には「レグルスの掩蔽」が起こりますが、超低空のため観察は困難と思われます。レグルス掩蔽は2018年2月2日明け方にも起こります。このときは近畿や東海を通るラインでグレージング(接食掩蔽)となりますのでお楽しみに。

参考:
アーカイブ:伝統的七夕・中秋の名月の一覧
おぼろながらも十三夜の月(2016/10/14)……2016年は雲が多かった
今夜は豆名月です(2015/10/25)……2015年はよく晴れた
今日の月(夜半前)(2015/10/25)……2015年・その2


台風23号が発生2017/11/02


20171102-1200台風23号
本日9時に2017年の台風23号「ダムレイ/DAMREY」が発生しました。ひとつ前の台風22号発生から8日 と18時間後、22号消滅からは3日と9時間後になります。

左は本日12時の衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。ナチュラルカラー処理のため、水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。赤点円は台風中心の直径1000km円。

23号は熱帯低気圧の状態でフィリピンを横切ったあとで台風となりました。現在は南シナ海を西進しています。日本には接近しない見込みですが、現地にお住まいの方、仕事や旅行で訪れる方は十分注意してください。

今日の太陽とハロ2017/11/02

20171102太陽
明け方近くに雲が湧き、そのまま午前中は空のあちこちに薄雲がありました。今日の太陽観察は薄雲越しです。

20171102太陽リム
左は11時半過ぎの撮影。雲のせいでコントラストが弱くなっています。活動領域12685と12686は何となく分かる程度の存在感。昨日言っていた右上のプロミネンスが見えてきました。また左リムにも大きなものが見えますね。

太陽を観察している途中から、太陽の下のほうに明るく色付く雲を発見(下A画像)。この時期に環水平アークは見えませんから、内暈下部の位置に相当します。これは下部タンジェントアークでしょう。内暈そのものは見えませんでした。最近、彩雲以外の光学気象現象を見てなかったので、久々にときめきました。

「おそらく今日の雲は氷粒の水平成分が整ってるに違いない」と直感したので、午後の用事で出かける際にカメラを携行しました。案の定、家を出て5分くらい経つと太陽右側に幻日が見えてきました。前景が障害物だらけだったので見晴らし良いところを探して移動する間に、なんと環天頂アークが見えてきました(下B画像)。ようやく街並みの隙間から見えた幻日がまたとんでもなく明るい!(下C画像)幻日は何百回も見てきましたが、「眩しい」と言えるほどのものに出会えるのは数年に一度あるかないかの貴重さ。文字通りの「幻日」ですね。

  • 20171102下部タンジェントアーク

    (A)
  • 20171102環天頂アーク

    (B)
  • 20171102幻日

    (C)


少し歩き回り、電線などがない場所へたどり着いた頃にはもう暗くなり始めていました(下D画像)。でも光で紡いだカーテンのようで、これまた美しい形状ですね。この頃には環天頂アークも濃くて大きく広がり、見栄えの良い姿となりました(下E画像)。なお今回太陽左側には適切な雲がほとんどなかったため、左の幻日は見えませんでした。数時間後に用事を終えて同じところを通ると、すっかり暮れた空に絹雲やら飛行機雲やらが見事な模様を描いていました(下F画像)。

  • 20171102幻日

    (D)
  • 20171102環天頂アーク

    (E)
  • 20171102夕空

    (F)