2017年も台風20号の大台に2017/10/13


20171012-2100台風20号
フィリピン東海上にあった熱帯低気圧が、12日21時に台風20号「カーヌン/KHANUN」となりました。ひとつ前に発生した台風19号発生時から30日後、ひとつ前に消滅した台風18号消滅時から24日後となります。三週間以上台風が無かったわけですね。

左画像は21:00の気象衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理は筆者)。夜間なので赤外波長域の白黒画像です。赤点円は台風中心の直径1000km円。もうルソン島北部は完全に強風圏内ですね。

今週始めの8日頃にもルソン島を熱帯低気圧が西進しました。台風になるかどうか警戒されましたが、結局そのまま消滅しました。でも今回は違います。気象庁によれば台風20号は15日には暴風域を伴う「強い台風」まで発達し、香港や海南島を巻き込む恐れがありそうです。

20171012-2100JST天気図
ところで、右は上画像と同時刻の天気図です(気象庁サイトから引用/着色は筆者)。カムチャッカ半島の北東に台風20号よりずっと強烈な低気圧があります。天気図ではこちらの方が目立っていますね。

強い低気圧はこの付近にしばしば現れますが、それと共にシベリア側には強い高気圧も顔を見せ始まっています。9日の天気図には1050hPa越えの高気圧がありました。おそらく今季初めてです。(→2016年11月28日の記事参照。