雷雨が迫る宵空に国際宇宙ステーションの軌跡2017/09/25

20170925-ISS
当地・茨城県県南地区で夕方に突然「竜巻注意情報」が流れました。四方の空を確認すると、北北西側に発達した積乱雲。それ以外は巻雲に覆われ、南西には月齢5を迎えた月がぼうっと輝いています。このところずっと日中晴れても夕方にはすっかり曇っていたので、月と星が幾らか見えていたことが新鮮でした。

いくつか情報を流し読みしているとき、今夕に国際宇宙ステーション(ISS)がほぼ天頂を通過すると知りました。すぐ近くで激しい雷雨となっているのも気がかりですが、上空が晴れている内は大丈夫でしょう。撮影できる機材を準備して待つことにしました。

20170925-ISS
左は19時過ぎ、月の近くから現れたISSの軌跡を捉えた画像。9秒露出+1秒休みのコンポジットです。どこに何が写っているかは右画像をどうぞ。ISSを見るのは久しぶりでした。

撮影中、背後から度々稲光が写野方向の雲を照らしましたが、意外にかぶりませんね。この時の月はもう雲に覆われ始め、間もなく見えなくなりました。少し経つと雷鳴がどんどん大きくなってきました……。(下図は気象庁サイトからの引用で18:00から20:00まで1時間おきの降水ナウキャスト。)

  • 20170925-1800降水

    18:00
  • 20170925-1900降水

    19:00
  • 20170925-2000降水

    20:00


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