台風14号発生、日本でも前線による大雨被害2017/08/25


20170825台風14号
昨日「台風になるかも知れない熱帯低気圧」がフィリピン東に発生しましたが、本日3:00に台風14号「パカー/PAKHAR」になりました。直前の台風13号発生から4日と12時間後、13号消滅からわずか12時間しか経っていません。7月頭から今日までに3号から14号まで12個も発生しており、平均4、5日に1個のペースです。

左画像は本日9:00の気象衛星画像(画像元:NICTサイエンスクラウド/経緯線などは筆者)。赤点円は熱帯低気圧中心の直径1000km円です。台風13号より少し南寄りのコースを西進しています。フィリピンには明日までに上陸しそうですから、お近くのみなさん十分ご注意ください。

台風とは関係ないけれど、日本各地でも大雨の被害が出ています。昨日24日午前から北海道・東北地方に降り続いた雨はゆっくり南下しながらもなかなか止まず、日付が今日になっても東北地方は土砂降りでした。朝になってようやく東北南部や北陸まで南下しました。左上画像にも細長い前線の雲が写っていますね。土砂災害で亡くなった方も出ているようです。いったいどれだけ降ったら気が済むのでしょう。

下に気象庁サイトからの引用で、24日14時、25日1時、4時、8時の降水ナウキャストを引用しました。雨が強まっている状況のところをピックアップしましたが、先月下旬に発生した秋田豪雨の被災地とモロかぶりです。どうか被害が拡大しませんように。

  • 20170824-1400降雨

    24日 14:00
  • 20170825-0100降雨

    25日 1:00
  • 20170825-0400降雨

    25日 4:00
  • 20170825-0800降雨

    25日 8:00

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