8月半ば、夏はどこへ… ― 2017/08/15
8月も半ばとなりましたが、全国的にぐずついています。各地で8月とは思えないお天気のようです。
左画像は本日7:00の衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理は筆者)。ナチュラルカラー処理のため、水色に着色した雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。ご覧のように昨日から九州に活発な雨雲がかかっていました。昨日朝から今日夜明け前までに記録的短時間大雨情報が3回も出ています。
気象庁サイトからの引用で、14日23:00から2時間おきに今朝5:00までの降雨ナウキャストを記事下に掲載しました。強力な降雨帯が見えますね。 ちょうど日付が今日に変わった頃は7月初めの豪雨被害地域に大雨が降っていてハラハラしましたが、今回は停滞せず南下してくれたようです。
左上画像では九州にかかる雲の南側にフワッとした雲が広がっていますね。この雲、よく台風の最外周に見られます。右画像は今朝7:00の台風12号可視画像(画像元:NICTサイエンスクラウド)。刷毛で掃いたような外周の雲が似ていませんか?今朝の九州にかかる雲、渦こそ巻いていませんが台風みたいなものなのかなぁと思ってみたり…。
参考までに、私の自宅に近いアメダスポイントである茨城県つくば市のデータを使って、2017年始から昨日までの全天日射量と積算降水量のグラフを描いてみました(記事下グラフ)。日射量は日照時間に深く関係しますが、時間だけでなく太陽からもらうエネルギーとして計算したもの。7月下旬から大幅に落ち込んでいますね。(※8月10日には気象庁から「北・東日本太平洋側の日照不足と低温に関する全般気象情報」が発令されています。)降水量もかなり不足気味で、昨日時点で平年の69.6%しか降っていません。関東の多くの地域で当てはまるのではないでしょうか。
参考:
アーカイブ:記録的短時間大雨情報のリスト
アーカイブ:茨城県つくば市の気象傾向
左画像は本日7:00の衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理は筆者)。ナチュラルカラー処理のため、水色に着色した雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。ご覧のように昨日から九州に活発な雨雲がかかっていました。昨日朝から今日夜明け前までに記録的短時間大雨情報が3回も出ています。
気象庁サイトからの引用で、14日23:00から2時間おきに今朝5:00までの降雨ナウキャストを記事下に掲載しました。強力な降雨帯が見えますね。 ちょうど日付が今日に変わった頃は7月初めの豪雨被害地域に大雨が降っていてハラハラしましたが、今回は停滞せず南下してくれたようです。
左上画像では九州にかかる雲の南側にフワッとした雲が広がっていますね。この雲、よく台風の最外周に見られます。右画像は今朝7:00の台風12号可視画像(画像元:NICTサイエンスクラウド)。刷毛で掃いたような外周の雲が似ていませんか?今朝の九州にかかる雲、渦こそ巻いていませんが台風みたいなものなのかなぁと思ってみたり…。
参考までに、私の自宅に近いアメダスポイントである茨城県つくば市のデータを使って、2017年始から昨日までの全天日射量と積算降水量のグラフを描いてみました(記事下グラフ)。日射量は日照時間に深く関係しますが、時間だけでなく太陽からもらうエネルギーとして計算したもの。7月下旬から大幅に落ち込んでいますね。(※8月10日には気象庁から「北・東日本太平洋側の日照不足と低温に関する全般気象情報」が発令されています。)降水量もかなり不足気味で、昨日時点で平年の69.6%しか降っていません。関東の多くの地域で当てはまるのではないでしょうか。
参考:
アーカイブ:記録的短時間大雨情報のリスト
アーカイブ:茨城県つくば市の気象傾向