台風10号発生でまたまたトリプル台風2017/07/29


20170729-1500気象衛星
本日15:00、先島諸島に最接近している強い台風9号のすぐ南西側に台風10号「HAITANG/ハイタン」が発生しました。直前の台風9号の発生から3日と3時間後になります。現在台風5号も健在なので、今年三回目のトリプル台風となりました。また7月の発生数が8個に到達し、1971年の記録と並んで7月発生数トップ(タイ記録)になりました。

左は今日15:00の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図経緯線等は筆者)。赤点円は台風中心の直径1000km円、水色の雲は活発に上昇してよく冷えている部分。台風10号の位置を遡ると二日前の15時には既に熱帯低気圧として存在してました。今日は朝からしっかりした渦が見えていたのでそろそろヤバいと感じていたのです。気象庁の予報では9号のほうへ向かっていますが、台風としての寿命は短そうです。ただそれでも風雨の心配はありますね。

いっぽう台風5号は停滞気味で、暴風圏内の小笠原諸島ではたまったもんじゃないでしょうね。今後もどちらへ向かうのか、いつ頃どこに到達するのか不確かです。今日現在の予報では8月最初の週末に九州あたりへ行きそうな傾向ですが、確実ではないでしょう。しばらくはしっかり様子を見なくちゃいけません。

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