まだ降り続く九州、先島諸島には熱低接近2017/07/06

170706-0900熱帯低気圧
台風3号通過の後、昨日から今朝にかけても九州に大雨が降り続きました。福岡県と大分県には特別警報が出され、今日9:00現在も続いています。

左画像は本日9:00の気象衛星画像(画像元:NICTサイエンスクラウド/経緯線などは筆者)。驚いたことに昨日と同じように九州に雨雲がかかっています。雨脚は昨日より少し衰えたようですが、まだ降り続きそうです。

いっぽう、昨日の画像でも指摘した熱帯低気圧が先島諸島に近づいてきました。気象庁から台風Alertは出ていませんが、Joint Typhoon Warning CenterからはAlertが出始まっています。今夕までには石垣島や西表島近くに差しかかるコースで、これは3日前の台風3号と全く同じ状況

20170705海水温
今のところ規模は小さいようですが、油断禁物。右図に示した海面水温(7月5日のデータ/気象庁サイトより)を見て分かるように、南西諸島西側に沿って海水温が高いエリアが九州まで達しているため、ここで低気圧が発達する可能性もあるからです。気圧配置はここ数日大きく変わらないので、九州にまた雨を降らせる原因になるかも知れませんから…。根負けしないで行きましょう。

今日の太陽で大きさを比較しました2017/07/06

20170706太陽
午前中は雲が多かったものの、昼から夕方まで気持ちよく晴れました。こんなにきれいな青空が広がったのはいつ以来でしょう…。今年初めてのセミの声を確認しました。例年より数週間遅いですかね?

20170706太陽リム
忙しかったのですが、なんとか時間を作って太陽観察。左は13:15頃の撮影です。すっかり何もないと思っていたら、右上にはダークフィラメント、そして左端近くには新たな活動領域12665の黒点が確認できました。所々に小規模なプロミネンスも見えますね。

20170706遠日点二日後の太陽
地球が遠日点を通過してから二日たちますが、まだ太陽は遠日点距離からさほど変わってないでしょう。ということで、悪天のため7月4日にできなかった見かけの大きさ比較を今日の太陽でやってみました。

右のように、今年1月4日の近日点通過時に撮影した太陽と並べてみました。画像処理のさじ加減が少し違うだけで、機材は同じ、大きさの比が変わるような処理もしていません。遠い太陽と近い太陽の見かけの違いは右画像くらいの変化です。これから太陽は来年2018年1月3日近日点通過日にむけて、ほんの少しずつ大きく見えるようになります。