夕空を覆う不穏な雲2017/05/07

20170507夕方の空
昨夜からずっと雲が多く、今日日中もずっと曇りでした。夕方近くにベランダから確認すると、回復どころかオドロオドロシイ雲行きになっちゃってる…!

左は18:40頃の撮影で、当地・茨城では日没直後くらい。空を覆う雲は大きく二層に分かれており、上層の雲が夕焼けに染まっているのですが、低層の雲が邪魔してほとんど見えません。でも低層が分厚くないので、ほんのりと夕焼けの色が透けている…といった状況です。淡い赤紫と青紫が混じり合って醸し出される絶妙な色合いはWeb画面では到底お伝えできないです。

今年2017年の春に世界気象機関 (WMO)が刊行している国際雲図帳(The International Cloud Atlas)が30年ぶりに刷新されました。新しい雲の分類として追加されたひとつに「アスペラトゥス(アスペリタス)波状雲」という形があります。今夕の雲はこれに近いイメージがありました。もう少し荒々しかったらアスペラトゥスになったかも知れません。

暗くなっている空の向こうでは激しい雷雨に見舞われているようです。今この記事を書いてる最中にも遠くで雷鳴が聞こえます。

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