コマが大きい本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星2017/02/07

20170207本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)
昨夜から今朝にかけてよく晴れましたが、夜半過ぎまで強めの風が残り、望遠鏡による観察はできません。どのみち月明かりが3時近くまであったので、明け方の本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)に絞って観察しました。

今朝の彗星はかなり高度がでてきたので、薄明が始まるまで余裕があります。それに自宅から見えるようになったので、重機材で拡大して狙えるようになりました。体が不自由な身にとってはありがたいことです。

左は4:34から12分間の露出による本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星。彗星位置基準の合成で、上方向が天の北方向、縦画角は約1°。光害たっぷりの市街地のど真ん中でもこれくらい写ります。(でも背景のカブリや斑を押さえ込むのにとても苦労します…。)緑色のコマの直径は15′前後あるようですが、尾は見えませんね。移動がとても速く、1分ごとの露出でも星の軌跡に間隔が開いてしまいます。

明日からしばらくは月の影響を受けます。ただ、関東は数日間お天気も悪いようです。

参考:
本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)に関係する記事(ブログ内)

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