衰え知らずのハリケーン「MATTHEW」2016/10/07

ハリケーン「MATTHEW」の位置・気圧・風速などの速報データ履歴は10月2日の記事内に蓄積してありますので、そちらをご覧ください。(※全データではなく、勢力が強かった期間のみです。) 10月4日記事10月9日記事もどうぞ。

20161004NASA
ハリケーン「MATTHEW」が猛威を振るっています。左はNASA・Earth Observatoryからの引用で、10月4日頃の状態。左上の島はキューバ。巨大な渦がカリブ海全体を覆っていますね。

今日7日の12:00JST(JSTは日本時間)現在、ハリケーン「MATTHEW」はフロリダ半島まで北上しました。ちょうど横並びで東側に別のハリケーン「NICOLE」が来ていますが、こちらは沖のほうでウロウロしているため、直接の影響はなさそうです。右下は本日12:00JST少し前のNOAAによる衛星赤外画像(擬似カラー)。ふたつのハリケーンが並んで見えます。

島々の間を縫うように横断してきたハリケーン「MATTHEW」ですが、ここにきてもまったく衰え知らず。10月4日の記事に速度のことを書きましたが、一番強い時にとてもゆっくり移動したため、被害が大きくなったようです。

20161007NOAA
数値を見た印象は、大げさかも知れませんが『日本の本州を「猛烈な台風」が全く衰えることなく一週間かけて横断』したような感じでしょう。

発生から今日7日12:00JSTまでの間に発表された速報値を使って、地図を描いてみました(下左画像)。中心位置のプロットと、その時の中心気圧(hPa)が描き込んであります。日時は各日3:00UTC(UTCは協定世界時、日本時間-9時間)のときのみ示しました。また、中心気圧と最大風速の経過もグラフにしました(下中画像)。これを見ても「弱まったな」とはまだ感じませんね。今後アメリカ東海岸沿いに北上するようですが、被害は更に拡大しそう。しかもこれで終わらず、サウスカロライナ沖でUターンし、4、5日後に再びバハマ諸島付近に戻ってくるかも知れない悲惨な予報が出ています(下右画像はNHCによる7日12:00JST=7日3:00UTC=6日23:00EDT進路予報/EDTは東部夏時間)。

  • 20161007ハリケーンmatthew移動と気圧
  • 20161007ハリケーンMATTHEW気圧と風速
  • 20161007-1200JST進路予報

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