今日の太陽2016/09/05

20160905太陽
昨夜は薄雲がかかったような星空でしたが、今日の明け方が近づくと共に少し透明度が増しました。朝からは晴れたり曇ったりでした。

20160905太陽リム
左は9:30前の太陽。雲間を狙って撮影しました。長く生き残っているダークフィラメントが中央に差しかかり、それを追っている活動領域12585もまもなく中央です。黒点がたくさん見えますね。今日も右リムに細かなプロミネンスがたくさん見えました。

20160905-1200降雨
当地・茨城県南では昼前11時台に突然雨が降ってきて、1時間ほど結構な雷雨となりました。台風12号は今朝9時に熱帯低気圧となり4日間の台風寿命を終えましたが、西日本を中心に雨が続いています。茨城の雷雨もそのとばっちりだったかのような唐突さでした。

右は気象庁サイトによる本日正午の降雨レーダー画像。狭いながら千葉や茨城に激しい雨の地域があります。このあと茨城県北まで移動してゆきました。

美しい夕空の雲と月のすがた2016/09/05

20160905夕空
日没直前に夕空を見にベランダへ。空全体が魅力的な雲に覆われていました。太陽は低空の雲に隠れています。手前の雲が邪魔ではっきりしませんでしたが、太陽と同じ高度で、左右の幻日の位置が大変明るかったので、明るいものが出現していたのかも知れません。もう10分早く見れば良かったと後悔しました。

左画像にも写っていますが、上空に向かって飛行機雲と思われる太い雲が見えていました(下左画像)。拡散具合から飛行後10分は経ってると思われます。いつ消えるのかしばらく眺めましたが、いつまでも消えません。とうとう自分が根負けしてしまいました。

  • 20160905飛行機雲
  • 20160905月

20160905_04525月
暗くなってくると月齢4の月が輝き始めました(上右画像)。この位相は長いこと撮れてなかったので、少々低く薄雲がかかっていましたが拡大撮影しました。

左画像は18:35頃の撮影で、太陽黄経差45.25°、撮影高度18°あまり、月齢は4.02です。低空にしては像の揺らぎが少なく、比較的良像になりました。予定では18時過ぎの太陽黄経差45°ちょうどに撮りたかったのですが、その時刻は日の入り直後。やむなく30分ほど待って少し暗くなってからの撮影です。「ダブル・フンボルト」(→参考記事)が縁ギリギリに確認できますが、これ以上位相が大きいと一様に明るくなって探せませんね。

実はこの月の撮影後、まだ前述の飛行機雲が見えていました。見始めてから実に1時間にもなります。よほど上空が安定してるのか、もっと別の理由なのか……?うーん。

参考:
アーカイブ:月の形(黄経差36度以上、72度未満)