日本に迫る雲の帯、台風10号も心配2016/08/26


今日は午前中から東北地方や北海道を中心に雨が降っているようで、日本海側から次第に太平洋側へ拡大しています。

実は昨日の気象衛星画像でものすごいベルト状の雲が出ていたので気になっていました。この帯…正体はとても発達した寒冷前線…が日本に差しかかっているのですね。下は昨日25日と今日26日、各12:00の衛星画像(画像元:NICTサイエンスクラウド)。昨日の時点でものすごく太くて長い雲の帯が、北はオホーツク海北西側から、南はヒマラヤあたりまで連なっていますね。帯が長すぎるので、通過し終わるのにどれだけかかるやら…。特に長雨が続く北海道と東北は心配です。なにも台風だけが気象の脅威ではないので、記事に取り上げてみました。
  • 20160825気象衛星画像

    2016年8月25日12:00
  • 20160826気象衛星画像

    2016年8月26日12:00

20160826台風10号
台風10号はまだ移動がゆっくりですが、気象庁の予報通り北東へ移動を始めました。(※現在はもっぱら東進のみ。)左は本日12:00の気象衛星画像。各赤点円は台風中心の直径1000km円、また薄緑点線は10号が台風になってからの中心経路です。上の画像にも写っていますが、昨日よりひとまわり大きくなっていますね。現在は「非常に強い」クラスですが、28日には最も強い状態を表す「猛烈な」台風になるとのこと。

今日正午現在の予報では30日に関東直撃のルートで、最強クラスの直接上陸を経験したことがない関東にとって、試練の数日間になりそう。どんなコースにしても29日には本州のどこかに影響が出てくると思われますから、お早めの対策を!予報進路は日に日に変化するので、常に気象庁発表の最新のものをご覧くださいね!

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