霜柱の下の世界を見たことありますか2016/02/16

霜柱
昨夕まで雨だったので、気温が約-2度まで下がった今日明け方は至るところが凍り付いていました。アスファルトも濡れたまま凍ったためツルツルです。こういう朝に畑などの柔らかな土を見ると霜柱がたくさんできていますね。霜柱ができるには様々な条件が必要で、水分、気温の下がり方、土粒子の大きさなどうまい具合に重なると5cmくらい浮いてくれます。

背の高い霜柱を見つけると、その下をのぞきたくなります。まるで異世界への入口のようで、こどもの頃から好きでした。

霜柱
でもいまだに入口までしか行けません。いつか内部をじっくり観察してみたいと思っていますが、その方法を思いつきません。氷の柱に覆われた世界はどんな風なのでしょうか…。

今朝はとても寒かったけれど、わずか二日前は初夏のような陽気でした。異常なほどの気温変化でしたので、いつものごとくグラフを描いてみたくなりました。気象庁発表の茨城県つくば市におけるアメダス気温データ(10分値)を使って、12日0:00から今日16日0:00までの丸四日間描いたのが左下グラフです。

20160214気温推移
赤点線は各日の最高気温平年値、青点線は最低気温平年値です。つまりこの時期の気温変動は本来なら赤点線と青点線に収まるはず。ところが12日昼に上がった気温はあまり下がらないまま翌朝を迎え、更に上昇。これが14日午後まで続きました。バレンタインなのに明け方は16度、日中にはなんと23度越えです。チョコ溶けちゃうよ(笑)。その後24時間で20度近く下がりました。体が持ちませんね。この変動は全国規模だったので、みなさんのお住まいでも似た体験をしたことでしょう。

寒い日はもうしばらく続きますが、時々こういった暖かい日もやってきて春が近づくのを感じます。間もなく霜柱は姿を消すことでしょう。

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