冬空のうみへび座全景にチャレンジ2016/02/08

20160208うみへび座
昨夕から段々雲が多くなったので星空は諦めていました。ところが夜半を過ぎると次第に晴れて、かなりクリアな空になったではありませんか。そこで彗星の観察(後述)の合間に、予てから撮りたかった「うみへび座」全景を狙ってみることにしました。

昨年5月13日の記事に書きましたが、うみへび座は全天で一番大きな星座です。星座全体を見たり写真に収めるためには時期と時間が重要になります。前述記事の表にあるのはひとつの目安ですが、今回は少し早めの2:30に撮影してみました(左画像)。タイミングとしては星座で一番南に位置するβHya(うみへび座β星)がちょうど南中するころです。

20160208うみへび座
この時間ですとしっぽの先端がまだ低い可能性があって、実際の撮影現場でも高い木に少し重なってしまいました。(付近に街灯があり、しっぽの先まで見える位置に移動することができませんでした。)どこに何が写ってるかは右画像をご覧ください。

昨年の挑戦よりも深夜の時間帯なので、露出もたっぷりかけることができて暗い星まで写ってくれました。惑星の位置が結構変わっているのが印象的ですね。見てみたい方、今が狙い時ですよ。

この前後に彗星も撮影しました。ひとつはお馴染みのカタリナ彗星(C/2013US10・下左および下中画像)。どんどん暗くなっていますね。尾も淡くなってきた感じです。もうひとつは周期彗星のテンペル第1彗星(9P・下右画像)。かみのけ座を移動しながら少しずつ明るくなっていますが、現在まだ17等台で尾は全く写っていません。周囲にたくさんの銀河が写っていますね。それぞれ撮影画角はおよそ0.8°×0.5°、概ね上方向が天の北方向で、彗星の移動に合わせて合成処理しています。

  • 20160208カタリナ彗星(C/2013US10)

    カタリナ彗星(C/2013US10)
  • 20160208カタリナ彗星(C/2013US10)

    カタリナ彗星(白黒反転)
  • 20160208テンペル第1彗星(9P)

    テンペル第1彗星(9P)

参考:
カタリナ彗星(C/2013US10)に関係する記事(ブログ内)

今日の太陽2016/02/08

20160208太陽
夜明け前から午前中にかけて雲が多かったです。昼になってようやく青空が少し広がりました。

左は12:30前の太陽。中央から右へと移動した活動領域12494の黒点は少し小さくなったでしょうか。

20160208太陽リム
右縁に見える12495に昨日見えなかった黒点が見えていました。短期間で栄枯盛衰があるのですね。プロミネンスは左縁の明るいものと、右少し上のやや大きめのものが目立っていました。