北天の明るい彗星たち2016/02/03

20160203カタリナ彗星(C/2013US10)
やっと月も下弦を過ぎた昨夜に晴れ間が巡ってきました。といっても予報よりずっと雲が多く、今日の明け方2時台まではほぼ曇っていました。

3時過ぎにようやく晴れてきましたので望遠鏡を用意し、2月1日頃北極星に最接近したカタリナ彗星(C/2013US10)を捕らえました。当地から北天方向は街灯の影響が直接出てしまうので、今回は天体用白黒カメラ+光害カットフィルターでの撮影です。

20160203カタリナ彗星(C/2013US10)
急激に暗くなってきたカタリナ彗星ですが、まだ7等台には落ちてない感じ。天の北極を回り込んだためここ数日の間に尾の向きが大きく転じて、見慣れていた姿と違って見えます。また(はっきり分かりませんが)イオンテイルがダストテイルと重なりつつあります。今後は夜半前に撮影しないと高度がぐんぐん下がってしまうため、追いかけるのが段々難しくなりそう…。

20160203パンスターズ彗星(C/2014S2)
いっぽう、近くには2015年10月6日ごろ北極星に大接近したパンスターズ彗星(C/2014S2)がまだ光っていました。明け方の時間はこちらの彗星のほうが高い高度のため狙いやすくなっていました。

このパンスターズ彗星も年末年始頃に光度のピークを迎え、現在はゆっくり減光に転じています。現在は9等台前半くらいでしょうか。

20160203パンスターズ彗星(C/2014S2)
カメラで捕らえた姿は相変わらずかわいらしいV字型の尾を伴っていました。春の終わり頃まではそれなりに見えているでしょう。

ふたつの彗星とも撮影画角はだいたい2.4°×1.6°、概ね上方向が天の北方向で、彗星の移動に合わせて合成処理しています。また右側画像は左側画像の白黒反転です。

参考:
カタリナ彗星(C/2013US10)に関係する記事(ブログ内)

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