今日の太陽2016/01/18

20160118太陽
昨夜から強い雨と風の天気が今日昼過ぎまで続きました。14時台まで小雨が残りましたが、その後急速に晴れて、15時過ぎには青空が広がりました。西に残る雲越しに日差しが差しましたので、せっかくだからと太陽を観察しました。左は15:40過ぎの太陽。既に高度は11°ほどで、雲が何度も横切るような状態。当然ながら像はボケボケで観察の意味もないですが、晴れたら何となく見ておきたいものなのです。

北半球にあった淡いダークフィラメントが西端に到達しているようですね。活動領域12480はあるのか無いのか分かりません。東側に短めのフィラメントが数本あります。大きなプロミネンスは無いようです。明日は晴れるようなのでまた見てみましょう。

誕生日満月を調べてみよう2016/01/18

20151225_18000月
昨夜から今日にかけて、全国的にお天気が荒れ模様ですね。もし晴れていたら昨夕は上弦の月が空を飾っていたことでしょう。これから日が経って1週間後の24日には今年最初の満月を迎えます。1月24日生まれの方、ご自身のバースデーが満月ですよ。晴れたら携帯で満月と一緒に自撮りしておくと良い記念になりますよ。だいたい19年くらい経たないと次の「誕生日満月」を見ることはできませんから。

1ヶ月前のクリスマス満月(右画像)を調べていたとき、ふと「自分の誕生日が満月になるのはいつなんだろうか」と気になりました。キリストさんの誕生日が満月なのは広くみなさん注目するから話題になるのですが、自分の誕生日は自分自身で調べないと大切にできませんよね。そこで、クリスマスだけでなく「366日すべての誕生日満月」を祝福するべく、気合いを入れて計算してみました。そうしてできたのが少し前から公開している「アーカイブ:誕生日満月の一覧」です。

このアーカイブには、誕生日や記念日などの日付を指定したとき「その日が満月となる全ての年号」について天文計算に従って算出した結果を掲載しています。全てと言っても際限ないと困るので、対象期間を2016年中心の200年間(1916年から2115年まで)としました。この間に起こる全2474回の満月を日付順に並べたわけです。あくまで西暦2000年中心の近似軌道計算なので、年が離れるほど計算誤差が大きくなります。特に日付が変わる0:00(日本時間)付近で満月となる場合は実際と若干異なるかも知れません。それを踏まえた上でご覧いただければ幸いです。

どの日にしても、およそ19年サイクルでしか実現しない貴重さです(例外もあり)。科学的に何かが起こるわけではないけれど、なんとなく嬉しい誕生日満月。こういうささやかな幸せが心を豊かにしてくれると信じています。友人に励まされたって受験の成績が上がるわけではないけど、心がホッコリとなって前に進む勇気をもらえる感じに似てますね。あと何年待ったらみなさんの誕生日が満月になりますか?ぜひ調べてみましょう。その他の使い道も考えてみると面白いですよ。

参考:
アーカイブ「誕生日満月の一覧」
アーカイブ「満月とブルームーンの一覧」

今日の月(宵)2016/01/18

20160118_10814月
夕方日没前後に雲が湧きましたが、その後は快晴となりました。宵空だんだん暗くなる中に上弦を過ぎた月が綺麗に輝いています。

左は17:50頃の月。空はまだ完全に暗くなってはいません。太陽黄経差108.14°、撮影高度は63°あまりでした。高度が高いものの、天気の変わり目のためか大気がかなり揺れて像が甘いです。でも見た目にはとても美しい月でした。月面Xは周囲の明るさに負けていますね。

参考:
アーカイブ:月の形(黄経差108度以上、144度未満)