今日の太陽2015/12/24

20151224太陽
昨日は朝から曇り空で、午後には雨が降りだしました。夜には風雨が強まり、明け方まで続きました。今日午前中は雨が止みましたが日は差しません。正午になってようやく雲間から太陽が見えたので、雲間を縫って観察しました。

左は13時過ぎの太陽。左下に明るく見える活動領域12473にはたくさんの黒点が見えます。

20151224太陽リム
この領域は今日を含む三日間でMクラスやCクラスのフレアが複数回起こっている様で、とても活発です。その上の方に見える活動領域12472も少し明るいですね。いっぽう、12470の大きな黒点は右リムに近づきました。数日内にリムの向こうへ姿を消すでしょう。プロミネンスは左やや下のものが目立っていました。これから手前にやって来るので期待大です。

イブの夕暮れ2015/12/24

20151224幻日
15時過ぎに外出先へ徒歩で向かう途中、太陽左に何か見えるような気がして、とりあえずカメラに収めました。後であらためて見ると、ごく淡い幻日が確認できました(左)。道中では他に内暈もみえました(右下)。世間はクリスマスイブ。外出からの帰り道はもう暗くなっていました。

20151224内暈
当初は天気が崩れる予報だったのに東に月齢14の月が昇り、その上空をゆったりと国際宇宙ステーションが横切っていきました。星も見え始まっています。空からの、ささやかなクリスマスプレゼントに感謝。

月面Aデーを迎えたイブの月2015/12/24

20151224_16654月
当サイトのアーカイブ「月面Aの一覧」によれば、本日クリスマスイブの月は月面Aデーを迎えています。残念ながら当地茨城県南地区は少し雲が多く、月観察には適さない空模様でした。それでもときおり雲間から月が顔を出すので、一応撮影を試みました。

左は19:15過ぎの撮影。撮影時の太陽黄経差は166.54°、高度は41°あまり。コンポジット合成した13コマ全てに雲がかかっていて、かなり悪い像です。既にA地形には日が差しており、A地形から見た太陽高度は計算上-0.5°近くに昇ってきているはず。

20151224月面A


左画像のA地形近くを切り出して拡大したのが右画像です。劣悪な画像ながら、辛うじてマーカーのところにA地形が確認できます。すぐ下の「ミヤモリ(宮森)谷」や「佐伯クレーター」という日本人名が付いてる地形(※IAU非公式)も分かりますね。

今夜の月面Aデーはお天気の他にも「見えにくい要因」がありました。いくつか挙げると次の様なことです。

  • A地形に日が差し始めた時間帯(夕方から宵)は、まだ月が低かった。
  • 月面中央経度がプラス側に大きく、A地形が月縁に近くて形がつぶれた。
  • 季節が冬なので気流が乱れがち。
  • 前日/当日の雨(湿気)の影響。

「探したけど見えなかったよ」という方は、次回に上記のような要因も気にしてみてくださいね。気にしても、どうすることもできないことが多いですけれど(笑)、気に留めていることは間違いなく月観察力の上達につながります。

参考:
月面Aに関係する記事(ブログ内)
※「ミヤモリ谷」と「佐伯クレーター」については下記が参考になります。
大阪市立科学館発行「月刊うちゅう」2015年 3月号 (第372号)の下記記事
【天文話題】月に名前を残した?大阪人:佐伯恒夫・宮森作造(PDF資料)