底冷えする明け方のカタリナ彗星2015/12/20

20151220カタリナ彗星(C/2013US10)
昨夜も良く晴れました。前日19日明け方、我が家の屋外気温計はちょうど0度まで下がりましたが、今朝は更に3度も低くなりました。当地茨城県南では最低気温平年値の下限に相当します。金属の機材に触れるのが辛くなってきますね。

そんな寒さですが、星空はあまり透明感が上がらずガッカリ。大気も少し揺れ気味でしたが、とりあえずカタリナ彗星(C/2013US10)だけ撮っておきました(左画像)。前日には尾があまり写らなかったのですが、今朝はカメラの液晶画面でイオンテイルが微かに見えました。

20151220カタリナ彗星(C/2013US10)
昨日とは少し違う処理方法で白黒反転したのが右画像です。機材は18・19日と同じで、画角はだいたい横7°×縦5°、上方向が天の北、彗星の動きに合わせた合成処理をしています。19日より少し長く18日より少し短い、4°程度のイオンテイルが確認できますね。空の良し悪しはあると思いますが、イオンテイルの濃さ(明るさ)も日々変化しますので、それも影響しているのでしょう。

天気は今夜からゆっくり下り坂。時々は晴れると思いますが、クリスマスに満月なので今週半ばからは明け方まで月明かりの影響が出始めるでしょう。月の影響がなくなってくるのは正月三ヶ日を過ぎた頃からです。

参考:
カタリナ彗星(C/2013US10)に関係する記事(ブログ内)

コメント

トラックバック