金星とカタリナ彗星はまだ並んでます ― 2015/12/09
昨夜から良く晴れて冷え込み、朝方にはビッシリと霜が降りました。一時的に雲がありましたが、ほぼ快星でした。
おかげで今朝は金星とカタリナ彗星(C/2013US10)が並んでいるのを眺めることができました(左画像)。彗星の二本の尾も見えますね。両星の離角は約4.5°。つまり、左画像は小型双眼鏡でいっぺんに見えるくらいの狭さなのです。明日まではどうにかこの画角に収まりますが、明後日以降はカタリナ彗星が北へ、金星は南東へと離れていきます。(※ちなみにこの画像は上方向が天頂方向です。)
彗星の拡大撮影もしました(右画像/上方向は天の北方向)。原因不明の背景斑が原画にしっかり写り込んで除去しきれません。(街灯か、金星の迷光??)お見苦しくてごめんなさい。でも、何の工夫もなく撮ってるのに市街地でこれだけしっかりと尾が写ってくれるのはありがたいですね。
参考:
カタリナ彗星(C/2013US10)に関係する記事(ブログ内)
おかげで今朝は金星とカタリナ彗星(C/2013US10)が並んでいるのを眺めることができました(左画像)。彗星の二本の尾も見えますね。両星の離角は約4.5°。つまり、左画像は小型双眼鏡でいっぺんに見えるくらいの狭さなのです。明日まではどうにかこの画角に収まりますが、明後日以降はカタリナ彗星が北へ、金星は南東へと離れていきます。(※ちなみにこの画像は上方向が天頂方向です。)
彗星の拡大撮影もしました(右画像/上方向は天の北方向)。原因不明の背景斑が原画にしっかり写り込んで除去しきれません。(街灯か、金星の迷光??)お見苦しくてごめんなさい。でも、何の工夫もなく撮ってるのに市街地でこれだけしっかりと尾が写ってくれるのはありがたいですね。
参考:
カタリナ彗星(C/2013US10)に関係する記事(ブログ内)
今日の月(明け方) ― 2015/12/09
明け方にカタリナ彗星を眺めていたら、下のほうからとても細い月が昇ってきました。昨日は金星に並んでいた月です。
左は5:30の撮影で、撮影時の太陽黄経差は330.25°、高度は15°でした。これだけ低いのに気流がとても安定しており、久々に良い月を見ることができました。長い間撮れなかった位相なので感激もひとしおです。
欠け際近くには月面A地形を見つけるのに使うヘヴェリウス・クレーターが見えています。「ヤットコ」みたいな形に見えるかな?
参考:
アーカイブ:月の形(黄経差324度以上、360度未満)
左は5:30の撮影で、撮影時の太陽黄経差は330.25°、高度は15°でした。これだけ低いのに気流がとても安定しており、久々に良い月を見ることができました。長い間撮れなかった位相なので感激もひとしおです。
欠け際近くには月面A地形を見つけるのに使うヘヴェリウス・クレーターが見えています。「ヤットコ」みたいな形に見えるかな?
参考:
アーカイブ:月の形(黄経差324度以上、360度未満)