「太陽と月の時刻表」を公開します2015/11/25

太陽と月の時刻表サンプル画面
2015年6月29日の記事に「当地では本日の日の入りがもっとも遅い」と書きました。夏至は「一番昼が長い日」ですが、日の入りが一番遅いわけでも、日の出が一番早いわけでもありません。それぞれ夏至とは違う時期にピークがあるのです。

同様のことは冬至にも当てはまります。今年の冬至は1ヶ月ほど後の12月22日ですが、「今年一番日の入りが早い日」は約10日後、12月6日に来てしまいます。また「一番日の出が遅い日」は来年になってからです。もっとも、本日11月25日時点で日の入り時刻は2分程しか違いませんので、ここ半月ほどは「一年でいちばん日没が早い期間」と考えてよいでしょう。多少の違いはありますが、茨城だけでなく全国的な傾向です。

日の出入りは日常の暮らしをかなり支配しますから、気になる方は多いでしょう。このブログは空と自然のできごとを中心に作っていますので、日出没や薄明時間、月齢などはその根幹をささえる情報ですね。そこで、新たなユーティリティとして「太陽と月の時刻表/夜空の時刻表」をブログに組み込んでみました。ひと月ごとの太陽や月の出没、薄明時刻、月齢などを一覧表形式で計算表示できます。太陽や月、薄明などの各種時刻は場所によって変わりますので、変更できるようになってます。

アマチュアのプログラミングなので高い精度は保証できませんが、空を観察する足しにはなるでしょう。冒頭で述べた「1年で一番日の入りが早い日」とか、「カタリナ彗星(C/2013US10)が薄明や月明かりに邪魔されず見えるのはいつだろう」といった見当をみなさんの地域で調べることもできます。各県ごとに計算できますので、他地域と比べるのもいいでしょうし、2015年10月1日の記事で取り上げた「秋の日はつるべ落とし」を考察するのも面白いですね。

夕空
右サイドバーの「記事を探そう」から「リファレンス」メニューをクリックすれば「太陽と月の時刻表/夜空の時刻表」を含む計算ユーティリティーや各種アーカイブにどのページからも直接行けます。ぜひご利用ください。(内容説明は目次ページに詳しく載っています。)

なお、場所を指定して高精度に時刻を計算したい場合は、国立天文台の天文情報センターが提供しているサイトをご利用ください。確かさはこのブログより数段上だと思いますから。同サイトでは太陽や月だけでなく、惑星カレンダーや天文現象の予報も可能です。

毎年の日出没の最早・最遅だけならアーカイブ:惑星カレンダーの地球のページに記してあります。ただし茨城県つくば市での計算なので、厳密には他地域に当てはまりません。また、確実なピークを調べるには秒まで知る必要があり、上記ユーティリティや国立天文台サイトだけでは不十分です。
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2015/11/27追記:各県ごとに年間の日の出入りの一番早い日/遅い日を計算できる「日出没の最大最小」のページも追加作成しました。インターフェースは上記カレンダーと同じで、内部的に秒まできちんと比較して出力します。(表示は分の桁までです。)どうぞご利用ください。