夕空を飾ってくれた淡いハロたち2015/11/11

20151111夕空のハロ
昨日一日悪天が続き、夕方にはまとまった雨。夜になっても晴れることはなく、今日の明け方近くになって、ようやくわずかな雲間から天頂のカストルやポルックス、カペラ、南天のシリウス、東の金星が確認できました。そして今日もたまに弱い日差しがあるものの、一日中曇り。太陽は夕方までほぼ雲の中でした。

20151111幻日
左は太陽が低くなった15:30頃の西空です。もう空気はヒンヤリしてきました。太陽の真上付近にハロが見えますね。上部タンジェントアークのようです。また、太陽右側の幻日も見えてきました。右はその拡大です。光が淡くて面積も小さかったのですが、肉眼でも色合いが美しく、ため息が出ました。10分ほど見えた後に、別の雲に隠されてしまいました。太陽左側の幻日も雲間にチラチラ確認できました。

20151111夕方の雲
東の空には刷毛で掃いたような毛状雲が空を飾っています。別の雲の影をまといながら、ゆっくり空を移動してゆきました。のんびりとした晩秋の空です。