今日の太陽2015/09/27

20150927太陽
昼過ぎまで小雨がぱらつくようなお天気だったのですっかり油断しました。午後遅く急速に晴れてきて、太陽が顔をのぞかせています。バラしてあった機材を大急ぎで組み立てて、左を撮影したのが16:35頃、太陽高度はすでに10°でした。

4日ぶりに見る太陽は既に対応が分からなくなっていますが…太いダークフィラメントは健在だったようですね。もうだいぶ西寄りになっています。中央下の大きな黒点ふたつを伴う活動領域は12422。

20150927太陽リム
その少し上、光球中央やや右のが12425です。12425の右上にも小さな12420が少し明るく見えますね。なんだか一気に活発になってしまいました。東側にはまたしても立派なプロミネンスがダークフィラメントになろうとしています。いくつか見える小さいプロミネンスも楽しみですね。

2015年の中秋の名月です2015/09/27

20150927中秋の名月
今夜は中秋の名月。夕方から晴れてきた茨城県では、宵空に昇る名月がすばらしい眺めでした。月が高くなると共にまた少し雲が出てしまいましたが、名月が見えてくれただけでもありがたく思います。今月中旬に起きた鬼怒川の決壊。地元では豊作を祝うどころの心境では無いかも知れません。でも、だからこそ月に何か願わずにはいられない心持ちです。

左は今夜20時過ぎに撮った名月。左側が少し欠けてます。正確な満月は明日28日昼頃なので、まだまん丸ではありません。撮影時の太陽黄経差は170.6°でした。

そういえば「明日の満月はスーパームーン」という宣伝文句(?)をよく見かけますね。最近の風潮では年間で一番大きく見える月(満月とは限らない)をスーパームーンと表現するようですが、元々は何十年、あるいは1世紀といった長期間でトップクラスの視直径でないとスーパーとは言えない意味合いだったと記憶しています。大きいだけなら毎年1回必ずあるので、わざわざスーパーを付ける意味がありません。カッコイイ語感だから乱用されがちですが、ちゃんと計算して根拠ある言葉の使い方を心掛けたいですね。有り難みが薄れてしまいますから。

計算法によって少々順位の違いが出ますが、自前の計算プログラムで2015年から2030年まで全ての満月を比較したら、明日9月28日の満月は7位の大きさでした。1981年から2030年の半世紀間比較だと18位。スーパーと言えるかは微妙なところ……。来年2016年11月14日や2018年1月2日の満月は近年のベスト3に入るので、間違いなくスーパーフルムーンですね。

20150927月面A
それから、20時間ほど前は月面Aの出現タイムでした。今年観察可能な中では三番目くらいに条件が良かったのですが、当地では小雨…。左上画像からA地形を抜き出したのが右画像です。すっかり太陽光が当たってしまってますが、緑マーカー辺りに何となく逆さAの形をたどることができます。

せっかく名月と月面Aとが重なった良い機会ですので、「月面Aの一覧」をアーカイブにまとめました。2011年から2020年までに起こる月面A現象の日時データです。ぜひご活用くださいませ。

参考:
アーカイブ:伝統的七夕・中秋の名月の一覧
アーカイブ:月面Aの一覧
アーカイブ:月面Xの一覧