月と土星が大接近2015/05/06

20150506月と土星の接近
5月5日、当地での月の出は19:24でした。出たばかりの月を見るとすぐ下側に明るい星が並んでいます。これは土星です。つまり土星は20時を待たずして空に顔を出していたのです。まだ明け方しか見られない頃から観察していたので、ずいぶん早くなったなぁと感じました。ついでに西を見ると金星がまだ出ています。金星が没するのは22:02頃でした。宵の明星は夕方しか出ていないという印象が強いですが、良い子が寝る時間くらいまでは余裕で見えているんですね。

日付が5月6日に変わり1時間過ぎた頃、月と土星は一番近くなりました。左はその様子です。土星は画像の下のほうにポツンと光っていますから、クリックしたら縦スクロールして探してください。この画像は別々に撮って合成したのではなく、望遠鏡のひと視野で一緒に見えたのです。近いと感じますか?それとも遠いと感じますか?月と比べた土星本体や環の大きさは小さい?大きい?

両星の大接近がちゃんと見えたのは去年9月28日の土星食以来です。南中前後のタイミングで最接近、しかもスキッと快晴というのも大変貴重でした。次回どんな惑星でどんなステキな接近が見られるのかは、下記アーカイブで探してくださいね。

参考:
アーカイブ:天体の接近現象一覧
アーカイブ:惑星カレンダー

今日の太陽2015/05/06

20150506太陽
今日も朝からよく晴れています。大きな影響はないものの、ごく淡い雲が空の所々を覆っています。曇られる前にさっそく9時少し前の太陽を観察しました。ひと目見ると中央近くの活動領域12335よりも東(画像左)の12339がやたら明るい!調べると約2時間前にX2.7クラスのフレアが出た模様です。おぉ、日本はもう日が昇っていましたから、その瞬間を見たかったですね。活動領域12339は昨日見え始まって既に明るかったですが、12335と共に注目の的になりそうです。

20150506太陽リム
太陽周囲は昨日に比べ、東は落ち着き西は活発化したようです。昨日見えていた「宙に浮いた残骸」はなくなっていました。少し前まで見えていた長いダークフィラメントが途切れ途切れになっていますが、残った部分が次々と西へ出てくるので、しばらく楽しめそうです。

午後に内暈と淡い幻日2015/05/06

20150506内暈
昼までよく晴れていましたが、少しずつ薄雲が広がってくる気配。13時台には内暈が良く見えました(左画像)。夕方が近づくにつれ雲は厚みを増し、内暈は淡くなりました。その過程で太陽左の幻日が少しだけ確認できました(下左画像)。

下中画像は幻日を拡大撮影し、高コントラスト処理したもの。内暈と幻日が少し離れているのが分かりますね。撮影時点の太陽高度は27度。このときの様子に近い状態をHaloSimでシミュレートしてみたのが下右画像です。空はどんどん曇ってしまい、17時には太陽の位置すら分からなくなりました。

  • 20150506幻日
  • 20150506幻日
  • 20150506halosim