午後は臨時の病院でしたが、ゆっくり歩いて帰宅する頃は西から薄雲が広がり始めていました。金星は見えていましたが火星は目を凝らしてやっと…。2月も終わることですし、いちおうカメラに収めました。左画像の右半分には秋の四辺形のうちふたつ（アルフェラッツ、アルゲニブ）が見えています。

天王星まで入れたスリーショットも撮りました（下）。今日は惑星の位置というより、薄雲で金星に光環が見えている様子をお届けしたいです。（そう言えば昨日もピント合わせ中に太陽柱ならぬ“金星柱”らしきものが見えました。）

太陽や月だけでなく、金星や木星、まれに明るい恒星の類は光環が肉眼でも見えることがあり、時として二重、三重の美しい光環になる場合もあります。（今日のは一重ですね。）やはりダントツに明るく見やすいのは金星ですが、金星が暗い夜空に見えている時間は短く、なかなか写真に撮れる機会はありません。

明後日3月2日以降の金星は火星より天王星のほうが近くなります。今夜からまた天気が下り坂なので、次に見たときはどうなっているのでしょうか。

参考：
2015年2月の金星と火星の接近に関係する記事（ブログ内）