今日の太陽2015/01/14

20150114太陽
昨夜から良く晴れています。画像は10時半過ぎの太陽。特に活発な動きはないようです。中央のダークフィラメントは太陽望遠鏡で見ると素晴らしく立体的に見えます。これは画像じゃ絶対に伝わりませんね。

ほんの少し雲が出始めました。お天気の変わり目は要注意。午後からも何か見えないかと楽しみです。

幻日日和の午後2015/01/14

20150114気象光学
昼まではなんとか持ちこたえていたお天気も、14時前には左のようになってしまいました。雲の隙間から何本も薄明光線が伸びています。このまま崩れるかと思いましたが、そのあとまた雲が薄くなって晴れてきました。午後はずっとこの繰り返しです。

15時前に独特のぼんやりした雲に包まれました。これはもしや…と待ち構えましたら、太陽右の幻日が見えてきました(下左画像)。暈もなく幻日だけって、なんか変な感じです。少しして太陽左の幻日も見えました。左右比べると圧倒的に右の方が明るいですね(下中画像)。左の幻日はこれ以降見えなくなりました。上空には大変淡い環天頂アークが現れました(下右画像)。ここにあるよって言われないと分からないほどでした。

  • 20150114気象光学
  • 20150114気象光学
  • 20150114気象光学
30分ほどしてもう一度空を見るとかなり雲が厚くなっていました。もうおしまいかな、名残惜しいなって西空を見ていましたら、再びさっきよりはっきりした環天頂アーク(下左画像)。続いて、あれよあれよという間に右幻日も姿を現しました(下中画像)。普通幻日は太陽側が赤っぽく、外側は白くなります。ところが希に白ではなくうっすら虹色に分解して見えることがあります。この理由ははっきり分かりません。気のせいなのかも知れませんが、今日は虹色に見えました。(その後赤白にもどりました。)最後にはとても明るくなって、本当に小さな太陽があるかのような輝きを見せてくれました(下右画像)。久しぶりの気象光学現象にときめきっぱなしです。

  • 20150114気象光学
  • 20150114気象光学
  • 20150114気象光学