家の近所（茨城県牛久市）で見えるということで、勇んで近くの公園に出かけて行きました。あいにく雲多めのお天気でしたが、現象時刻には何とか晴れてくれました。

6cm屈折に昔ながらの太陽減光グラス、そしてコンデジ（動画モード）のコリメート。それらをカメラ三脚に載せた固定撮影というスタイル。だから写野から太陽がどんどん逃げていってしまいます。修正途中にISSが来てしまっては元も子もないので、常に時計とにらめっこでしでした。

ほぼ予報ライン中央に陣取ったつもりでしたが、通過は少し中心からずれました。予測の難しさを思い知らされます。機材も軟弱なので写りはいまひとつ。まだHD動画など撮れない時代でしたから、縦はたったの480ピクセル。ISSの形など分かるものではないけれど、それでも解像度を倍に上げて、少しでも情報を拾い上げる工夫をしています。こういうひとつひとつがいい経験になりました。

国際宇宙ステーションの太陽面通過パス（2008/04/21,16:34）