アーカイブ:新月とブラックムーンの一覧(目次)1971/03/01


1950年冬至から2050年冬至までの間に起こる全ての「新月」の日時、およびその新月が「ブラックムーン」かどうかの一覧です。リストは10年ごとにページを分けています。



★満月やブルームーンを調べるときは、アーカイブ「満月とブルームーンの一覧」をご覧ください。


《アーカイブ「新月とブラックムーン」の概要》

新月期は月明かりに邪魔されないため、淡い天体の観察者にとってありがたいものでしょう。でも、かつて月の満ち欠けを暦代わりに生活した時代の人々にとって「月が見えない日がある」ことは現代以上に重要であったと思われます。 それはさておき、ブラックムーンという呼び方の定義を知るに至り、ブルームーンと同様にどれくらいの頻度で起こっているか気になりました。そのリサーチ結果を一覧表として公開しておきます。

ブラックムーンにもいろいろな定義(由来)がありますが、ここではブルームーンと対になる二種類の決め方で調べました。ひとつは二分二至(春分、夏至、秋分、冬至)で分けられる四季それぞれで「新月が4回起こった場合の3回目」という定義。もうひとつは「新月が一ヶ月内に2回起こる場合の2回目」という定義です。それぞれの日時や頻度を知る目的なので、ここで定義の真偽は問いません。

全ての新月日時を天文計算し、別途求めた二分二至日時で四季に分けました。日付だけでなく時刻の秒の精度で厳密に区分けする必要があります。四季名称は便宜上付けたものです。満月同様ひとつの季節に3回または4回の新月が起こり得ますので、表の一季ごとに四列(新月1から新月4まで)あります。

・冬季…(開始点=冬至、終了点=春分)
・春季…(開始点=春分、終了点=夏至)
・夏季…(開始点=夏至、終了点=秋分)
・秋季…(開始点=秋分、終了点=冬至)


リストは10年ごと100年分あります。上記の区分の都合で、ひとつひとつは始めの冬至開始点以降から最後の冬至終了点未満までです。もしリスト末尾に冬至以降の新月が存在する場合、次の10年リストの先頭に入っています。また、月間重複に基づく定義のほうは、日本時間(世界時+9時間)のタイムゾーンに準じますので、標準時間帯が違う外国では異なる結果になります。

日時計算は自作プログラムで行い、公共性が高い何種類かの計算サイトと比較検算してあります。だいたい合っていると思われますが、秒桁の丸め誤差による1分程度の差を含みます。また将来の予報は月運動のずれや閏秒の予測などができないため、実際と異なるかも知れません。厳密な計算ではなく、趣味の範囲と言うことでご理解ください。


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